長生きしたいなら肉を食べるべき「小太り程度の中高年」はまったくやせる必要がない理由 健康診断がよくないですね。
やたら高血圧だメタボだとあおってきて、薬物依存にさせるのが余計に健康によくないです。
■私が肉食を勧める理由
「活動意欲を維持する」
「運動機能を維持する」60代になって定年退職した後の生活で気をつけなくてはいけない2本柱です。
人間の体は「使わなければ衰える」ため、何ごとも現役であり続けることが大切ですが、その前提として重要になるのが「栄養」です。
意欲の低下を防ぐためにも、私は「肉」を食べることを勧めてきました。
そもそも中高年が「ダイエットをすれば健康になる」と刷り込まれたのは、「メタボリック・シンドローム」を恐れているからでしょう。
■BMIが25を超える人のほうが長生きする
ご存じのとおり、「メタボリック・シンドローム(通称・メタボ)」は、内臓脂肪の蓄積に加えて、血圧、コレステロール、血糖値に異常が見られる状態で、糖尿病や心筋梗塞などの病気を引き起こしやすくなることを意味します。
このメタボ予防のための指標としてよく知られているのが「BMI」です。
BMIは「体重(kg)÷身長(m)の2乗」で導き出される数値で、WHO(世界保健機関)の基準で「普通」とされる18.5~25の間に収まるのが望ましいと言われます。
しかし、世界中のさまざまな統計データを見ると、BMIの数値が25を超える人のほうが、長生きする傾向が少なくないのです。
■いちばん長生きなのは「ちょっとぽっちゃりした小太りの人」
2009年に日本で発表された研究結果では、40歳時点の平均余命がもっとも長かったのは、男女ともにBMIが25~30の人でした。
その一方で、平均余命がもっとも短かったのは、18.5未満の人です。
両者の間の平均余命を比較すると、男女ともにBMIが高い人のほうが6~7年ほど長生きすることがわかっています。
2006年にアメリカで行われた国民健康栄養調査でも、BMI25~29.9の人がもっとも長生きであり、18.5未満の死亡率は、その2.5倍も高かったのです。
つまり、いちばん長生きなのは「ちょっとぽっちゃりした小太りの人」であることが統計データにはっきりとあらわれているのです。
■「小太り程度の中高年」はやせる必要がない
もちろんBMI30を超えるような「太りすぎ」になると心筋梗塞などのリスクが高まります。
しかし、小太り程度の中高年がメタボ予防のために「やせなければ」と過剰に反応するのは問題です。
せっかくいい状態にあるのですから、やせる必要はまったくありません。
そもそも、メタボや動脈硬化など生活習慣病の予防が大切なのは50代まで。60歳からはヨボヨボしないようにすることが最優先の課題です。
コメントです。
「私も高齢者になっても肉を食べた方がいいと思います。私の両親は90歳近いですが肉も魚 チーズなども毎日食べる。腰も曲がらす歩きも早い とても90歳近いとは思えないと言われます。自分の事は自分で出来るし ウォーキングもする。耳が少し遠い以外 身体も痛いとか悪い所は全くない。感じる事は食事は大事 とにかく食べる 旅行に行っても夕食など 残した事もない。やっぱり 何でも食べる事は身体を保つ基本だと思います。」
「昨今よく見かけるのですでに知っている人も多いかも。とはいえ限度はあるしこの手の記事を朗報と受け取ってしまいがちな中年男性(私も…)は注意が必要。記事にもあるようにあくまで許容範囲は「小太り」であり、そもそも肥満気味の人間は大体において成人病と背中合わせの食生活や生活習慣なのでその点にも注意を払う必要があるだろう。
ただ、確かに忌み嫌われがちな体脂肪、いわゆる贅肉は意味があったんだなと最近感じることが多い。周囲で体調を崩しがちな人は体型的にはむしろ摂生ができているタイプだが、こんな中年太りの典型のようなやつがこの十年近く風邪一つひかない。。」
肉にこだわる必要はないですが、タンパク質は大事ですよね。肉の代わりに魚、卵でもいいと思います。
「引用元」
長生きしたいなら、もっと肉を食べよう…「小太り程度の中高年」はまったくやせる必要がない理由(プレジデントオンライン) - Yahoo!ニュース