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映画 クリーピー 偽りの隣人 ネタバレ レビュー サイコパス隣人に壊れかけた家庭が壊される恐怖

 

映画 クリーピー 偽りの隣人 ネタバレ レビューになります。週末はやっぱり映画がいいですね。

 

まず、キャストが豪華です。西島秀俊香川照之の組み合わせはよく見ますね。相性がいいのでしょうか。

 

なので人によってはほかの作品の印象がつくかもしれないですね(笑)

 

さて、まずはあらすじです。

 

商品の説明
あの人、お父さんじゃありません。全然知らない人です。
未解決の一家失踪事件×奇妙な隣人家族
犯罪心理学者が迷い込んだ2つの≪謎≫に隠された真実とは-?

西島秀俊×竹内結子×香川照之 日本映画界を代表する豪華キャストの共演
主演は、4度目の黒沢清監督作への出演となる西島秀俊。その妻役に竹内結子。奇妙な隣人を香川照之が怪演。更に黒沢組初参加となる、川口春奈東出昌大藤野涼子などの若手実力派俳優の活躍も光る。
<第66回ベルリン国際映画祭正式出品作品 ベルリナーレ・スペシャル部門>
<第40回香港国際映画祭クロージング上映作品>

黒沢清監督最新作! 日常へ深い闇が忍び寄る、衝撃のサスペンス・スリラー
本作で監督を務めるのは、『CURE』(97)『回路』(00)など数々の恐怖映画を手掛け、2015年度第68回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で監督賞を受賞した名匠・黒沢清。ある夫婦が“奇妙な隣人"への疑惑と不安から深い闇へと引きずり込まれていく圧倒的な恐怖を描く!

■じつは"実話"な痛快歴史エンターテインメント超大作! 今から250年前、本当にあった庶民の話。空気に流され、長いものに巻かれるのが日本人だとすれば、自分の欲を捨て、他人のために何かを成したいと思うのも日本人。そんな日本人の強く、美しい<無私の精神>に迫る。

■『第15回日本ミステリー文学大賞新人賞』受賞作待望の映画化!
原作小説は、作家・綾辻行人が「展開の予想できない実に気味の悪い(クリーピーな)物語」と絶賛した前川裕著の「クリーピー」(光文社文庫刊)。小説で描かれた恐怖の質感が遂に映像化! -あなたは、隣に住む人が“何者"か知っているか?

【映像特典】
特報・予告編

【仕様】
バリアフリー再生機能付:日本語字幕(本編ディスクのみ)

【ストーリー】
犯罪心理学者の高倉(西島秀俊)は、刑事・野上(東出昌大)から6年前に起きた一家失踪事件の分析を頼まれる。しかし事件唯一の生き残りである長女・早紀(川口春奈)の記憶をたどるも、核心にはたどりつけずにいた。

一方、高倉が愛する妻・康子(竹内結子)と共に最近引っ越した新居の隣人は、どこか奇妙な家族だった。病弱な妻(最所美咲)と中学生の娘・澪(藤野涼子)をもつ主人・西野(香川照之)との何気ない会話に翻弄され、困惑する高倉夫妻。そしてある日、澪が告げた言葉に、高倉は驚愕する。

「あの人、お父さんじゃありません。全然知らない人です。」

未解決の一家失踪事件と、隣人一家の不可解な関係。
2つの繋がりに高倉が気付いた時、康子の身に【深い闇】が迫っていた・・・。。

【キャスト】
西島秀俊 竹内結子 川口春奈 東出昌大 香川照之
中本賢 西村雅彦 山本舞香 岩田華怜/
藤野涼子 戸田昌宏 馬場徹 最所美咲 池田道枝 佐藤直子 笹野高史

 

 

参考にしたAmazonレビューです。

 

「私は原作本未読で予備知識無しの先入観無しで見たが、中盤辺りまでは正にクリーピーな雰囲気をジワジワと感じさせるものが出ていて、とても良かったのだが、終盤から展開が早くなったと云うか、端折っている部分があるように感じた。尺に収める為に所々映像をカットしてやっとギリギリ130分に削って仕上げたような感じに受け取れた。中盤までの展開が割と進展もせず、ゆっくりとした流れだったから、そう感じるのかも知れないが、高倉康子=(竹内結子)も西野雅之=(香川照之)にいつの間にか薬漬けにされていた状態になっていたが、そんな描写は一切無かったし、大体この人の行動や振る舞いも少し変だ。
隣り近所とはいえ、西野への接し方にも違和感があるし、夫の高倉幸一=(西島秀俊)にも秘密を隠しているような距離感のある夫婦に思えた。西野はサイコパスだが、高倉幸一は空気の読めないアスペのように見える。だから妻の康子も薬漬けにされる以前から鬱ぎみのような症状なのかは不明だが、兎に角、出ている人物全員の行動が不可解で警察も子供の澪=(藤野涼子)も行動に違和感があり変なのだ。西野が澪に拳銃を渡す場面でも反撃のチャンスは有った筈だ。澪の母親の通帳が空になり、手を汚さない筈の西野が澪の母親を簡単に撃ち殺すが、幸一や康子は殺さない。ラストは特に混乱する、誰が洗脳されているのか、洗脳されたフリをしただけなのか?。困惑させるシーンも全て監督の狙い通り?。」

 

「黒沢監督の真骨頂サイコスリラーで、原作のグダグダだった後半部分をバッサリ切って、隣家の成済ましを黒沢調におぞましく演出されています。サイコパス役の香川照之は「贖罪」同様ちょっとやりすぎなくらいの演技ですが恐怖感を増大させてますし、終盤の望遠鏡を覗く表情は特殊メイクかと思うくらい怖かったのと、隣の娘が「あの人お父さんじゃありません」と告げる場面や、東出が隣家を訪れ成済ましに気付く場面は特にゾクゾクしました。他には、笹野高史演じる刑事が全く役に立たない所なんかは「グラントリノ」の神父を彷彿とさせて面白かった。そして黒沢映画初出演の東出昌大は他の映画ではイマイチですが、黒沢映画にはピッタリ馴染んでいてその後頻繁に起用されているのも頷けます。香川が他人を薬物を使って操る仕掛けは「CURE」の催眠術との区別を計ろうと苦心がうかがえる。」

 

「原作は見ていないので、どれくらいストーリーに変更があるかはわかりませんが、面白い映画でした。サイコパスと定義される人物が最低二人登場し、それぞれの”常識”に基づき周りの人に迷惑をかけています。そこに西島秀俊演じる刑事(後に転職)が登場し、特に後半ではサイコパスの狡猾な罠に苦しめられ。。。といった話です。サイコパスの異常な心理、それを反映したこだわりのようなものを香川照之が非常によく演じてくれています。最後まで展開が読めずハラハラする映画です。よく怪談に出てくる、「一番怖いのは生きている人間」というオチが好きな人は、ぜひ一度見てみるとよいのではないでしょうか。」

 

 

最初はなかなかハラハラ見ることができました。そして、竹内結子演じる奥さんがなぜか、隣に興味がわいて、作りすぎたシチューをおすそわけにいったり。。。

 

最初から違和感しかなくて、そもそも家庭が崩壊していたんですかね。

 

さらに、気づかなかったですが、レビューに「西野雅之=(香川照之)にいつの間にか薬漬けにされていた状態になっていた」とあります。

 

ストーリーがかなりめちゃくちゃなところが多くて、途中からあれ?となりました。

 

野上(東出昌大)がなくなったあたりからかなり強引ですし、見ていてはがゆいところが多くちょっと疑問になることが多かったです。

 

個人的に一番盛り上がってきたのが、中学生の娘・澪(藤野涼子)の両親が監禁されていて、とんでもないことになっているところです。

 

ただ、ここもなぜかGUNを持っていて娘に使えというわけですが、某有名な北九州の事件を少し彷彿とさせるところもありました。

 

現実的にちょっとリアリティがないところが多くて、それはないでしょうと突っ込みたくなるところが多くて、そこが残念でした。

 

こういった人を監視、管理するような事件は実際にあるので、サイコパスでこういったことを平気でできる人は怖いですよね・・・。内容的にはまぁまぁという感じでしょうか。見て損はないですが、好みが分かれる作品かもしれません。ラストもインパクトがなかったです。