今回、福岡で住まいを決める中で、賃貸業者さんと色々と話をして、家族向けにどういった物件が適しているかを検討しました。
これまではしっかりとファミリー向け物件を検討しなかったので、考慮すべきポイントが色々と分かってきたので、整理しました。元々、福岡に移住する前は千葉に住んでいたんですが、そこでも3DKのマンションを借りていました。家族向けの初めての物件でしたが、立地もよくてそこそこ満足していました。
ただ、運よくいい物件に出会いましたが、事前にしっかりと調査をしていないと後から失敗とわかると大きな損失になりますので、注意が必要です。引っ越しは何度もできるものではないですからね。
まず、ファミリー向けの物件を探すポイントを大きく分けると、「周辺環境」と「賃貸物件」のポイントになるかと思います。賃貸業者さんによると、物件がいいと、意外と周辺環境が疎かになる事があるので、注意が必要とのこと。
では、今回、考慮したポイントを挙げます。
【周辺環境】
▼近所に幼稚園、保育園、小学校などにあるか
小学校が固まっている地域は治安がいいそうです。
また、近所に保育園、幼稚園があると小さい子供を連れてくのにお母さんも楽だと思います。距離が遠い場合は、子供用自転車が便利ですね。
今住んでいる場所は、家賃を重視したので駅、や周辺施設から少し離れています。その為、自転車がないとちょっと不便です。プラスで数万円出せば、駅近くに住めますが、年間30万円近くの出費は意外と大きいですね。
当然ながら駅近くの物件は家賃が高くなりがちなので、ここは家賃相場との検討になるかと思います。また、近所に幼稚園、保育園、小学校などにあるかどうかも重要ですが、その学校の雰囲気やどういった児童、学生が通っているかもリサーチしておいたほうがいいです。まじめな子供も、友達の影響を受けて、遊ぶようになるかもしれません。
グレた子供が多い学校の場合は、当然、その影響を受けるので学校の口コミなどはしっかりとチェックしておいたほうがいいですね。
▼スーパーが近所にある
スーパーは日々、利用するところですから、なるべく近い方が便利です。また、栄えているエリアだと、複数のスーパーが選べるので、ほんとうに便利。
以前住んでいた千葉の行徳は駅近くにスーパーが4件以上あり、本当に便利でした。しかも、価格が安いスーパー、高いスーパーなどスーパーの特徴も違い、選べるメリットもありました。基本は安いスーパーを使って、たまにいい食材を買いたい場合は、高級スーパーを使うなど。
ただ、住宅地によっては、高級スーパーしかないエリアもあります。その場合で、安いスーパーを利用したい場合は、ネットスーパーが意外と便利です。
⇒「楽天西友ネットスーパー」でお得に楽々お買い物
近所にスーパーがある場合でも、ネットスーパーを活用すれば、重い荷物を自宅まで運んでくれるのでとても便利です。我が家もお酒、トイレットペーパー、お米など重くて大きい荷物はネットスーパーを利用しています。
▼大きな道路、空港などが近くにないこと
今回、福岡に引っ越す事にしましたが、空港近くは騒音が気になるそうです。また、そういったエリアはあまりお店など、周辺環境が充実していない場合があります。
また、大きな道路(幹線道路沿い)が目の前にあると、車の音が気になりますし、排気ガスも出るので、小さい子供がいる方には決していい環境とは言えないでしょう。さらに、小さい子供は突然、飛び出すので、事故が起こる可能性も否定できませんから、なるべく大きい道路が少ないほうが安心して子育てができます。
【賃貸物件】
▼マンションであればRC構造
小さい子供がいると、遮音性が気になります。私の子供もよく動き回るので、壁が厚くないと近所に迷惑にならないか気になります。その為、マンションであれば、RC造以上がオススメです。
【建築構造の種類】
※RC以上は、遮音性が高いです。
アパートであれば、木造か軽量・重量鉄骨造になるかと思います。遮音性で言えば、木造が一番弱いと言われていますが、古い建物だと軽量・重量鉄骨造でも音が通るそうです。
ただ、RC造だから遮音性があるとは言えず、ワンルームなどは、壁がコンクリートではなく、石膏ボードの場合もあるので、きちんと隣の住まいとの壁を確認したほうがいいですね。
▼1Fなどにテナントがある場合は、飲食店に注意
マンションの下にテナントが入る場合は、どういったお店が入っているか注意が必要です。
例えば、飲食店の場合、ゴキブリがでる場合がありますし、居酒屋の場合は、夜も酔っ払いでうるさいです。また、小さい子供がいる場合、繁華街だと治安の問題が気になるかと思います。
私はゴキブリが本当に苦手なので、ここは徹底してチェックするようにしています。というのも、以前、父親と一緒に暮らしていた時に、まさにこれが該当し、小さいゴキブリが大量発生して困ったことがあります。
▼子供が増える事を考えて広い部屋を
将来的に子供が増える、子供が成長する事を考えると、割と広めの賃貸物件がオススメです。ただし、人気エリアはどうしても家賃がたかくなります。
その為、駅から遠くするか、人気エリアを外さない限り、家賃を抑えるのは難しくなります。また、何かしら問題のある物件であれば、人気エリアでも家賃を抑える事は可能です。
賃貸業者さんいわく、賃貸物件は何かをとると、何かを失うのが鉄則だそうです。我が家は4人家族なので、なるべく大きい部屋ということで、3DK以上を検討して、子供の部屋があるようにしています。成長に合わせて引っ越しを繰り返すと、お金がドンドンなくなりますからね。
▼病院などの医療機関が近いほうが便利
子供が小さいと、病気にかかりやすい為、病院を利用する頻度は大人よりも高いです。その為、徒歩圏内に小児病院などがあると便利です。また、子供の場合は、歯の治療、検診などが多いので、歯医者も近いと助かると思います。
また、歯医者は病院によってクオリティが全く異なるので、ここもしっかりとチェックしておいてください。
▼畳だけの部屋は奥さんに不評
最近の物件は珍しいですが、昔の物件だとキッチン以外すべて和室という物件もあります。
畳はダニもわきやすく、掃除も大変なので、女性に不人気だそうです。通常は、家族そろって物件を探すかと思いますが、そのあたりも考慮すべき点になりそうですね。
▼洗濯機は室内置き
洗濯機は室内置きが便利ですよね。室外置きがダメとはいいませんが、毎日行うのが洗濯ですから、なるべく楽な場所にあるほうがいいですね。
特に冬場は一度外に出るだけで、億劫になりますので、洗濯機はやはり室内置きのほうが人気があります。
▼ペット飼育可かどうか
ペットを飼いたい方は、ペット可のマンションがいいと思いますが、逆に飼わないという方はペット可のマンションは止めた方がいいです。例えば、猫を飼っている場合、猫の糞が出る場合もありますし、犬はしつけられるでしょうけど、衛生面でちょっと気になる部分が出てくるかもしれません。
また、犬の場合、部屋飼いされるとドタバタうるさいですし、吠える場合は、色々とうるさい場合もあります。敢えて選ぶ必要がない限りは、ペット可のマンションは割けた方がいいでしょう。ちなみに、以前千葉で住んでいたマンションはペット不可にも関わらず、高齢の夫婦が猫を飼っていて、糞害がひどかったです。
▼お風呂の脱衣所がある事
古い物件だとお風呂の脱衣所がない場合があります。子供が小さい時はいいですが、年ごろになると脱衣所の有無は重要です。
▼家賃を抑えたい場合は1Fが便利
小さい子供がいる場合、部屋を走り回るので振動が気になります。その為、敢えて1Fを選ぶのも一つだと思います。また、1Fの場合、家賃が安く設定されている場合があるので、家賃を抑える事もできて一石二鳥です。
▼セキュリティが気になる方はオートロックマンション
不審な人や営業などが入りにくいのがオートロックマンション。私はこれまでオートロックマンションに住んだことがないので、日中は平気で営業マンが訪問してきます。
その為、そういった対応が面倒な方にもオートロックマンションはオススメです。ただし、オートロックマンションであれば完璧というわけではないので、普段から防犯意識は持っておいたほうがいいです。
▼インターネット環境
今や、賃貸物件でインターネットが使えない物件はあまり見かけないと思います。ただ、物件によっては回線業者、プロバイダが決められている場合があるので、自分の使いたい回線業者やプロバイダがある場合は、注意が必要です。
このブログでも書いていますが、住んでいるマンションのプロバイダーがJ:COMしばりだったので、お得に利用できそうなドコモ光に変えれなかった経緯があります。
▼日当たり
賃貸マンション選びで日当たりは重要です。以前、一日中、日にあたらない物件に住んでいましたが、なんだか気持ちがさびしくなる気がしました。
人はやはり日光に浴びた方が健康的にもいいと思います。また、洗濯物を干すのにも日光が当たる方がいいでしょう。その為、南向きのマンションを選ぶのが最適です。
ただし、方角的には南向きでも、間の前に大きなマンションがある場合は意味がなくなるので、注意。
▼収納の多さ
家族連れの場合、どうしても荷物は多くなりがち。実際の間取りの広さも大切ですが、収納は大きいに越したことはありません。
平米数は広くても、いざ、物件を見学にいったら狭かったり、収納が全くなかったりするので注意が必要です。
▼エレベーターの有無
エレベーターの有り無しは重要な項目の一つです。例えば、階段が急で4Fだったりすると、昇り降りが大変ですし、主婦の場合は、子供を連れてだけでなく、買い物の重い荷物を持って上がる必要がでてきて、とても大変です。
また、エレベーターがあるなしで、引っ越しの費用も変わってきますので、便宜性も考えるとエレベーターはあったほうがいいですね。
▼築年数が古すぎる場合は、事故物件の可能性もあり
家賃が安い物件を探す人が多いと思いますが、安すぎる物件を選ぶ際には注意が必要です。実際に物件を選んでいて言われたのですが、「XXXのXF」で高齢者の自殺があったとか、孤独死されたという情報を聞きました。
幽霊を信じる信じないをおいておいて、事故物件が上下、隣にあったらなんか気持ち悪いですよね。また、古すぎる場合は、データベースにも残っていないので、そもそも、情報としてないケースもあるそうです。また、古い物件というのは、高齢者が住んでいる可能性があるので、そこでなくなる可能性が大きくなります。実際に、母親が住んでいるマンションで、高齢者が亡くなったばかりでした。幸い、発見が早く、部屋はきれいだったそうですが。ということで、築年数が古すぎる場合には注意が必要です。
他にも考慮すべき点はまだまだありますが、引っ越し時にはしっかりと下調べをして、失敗しない物件選びをする事が肝心です。
また、周辺環境がよくて、人気エリアの場合、必然的に家賃も高くなるので、後は、家賃の上限額との相談ですね。一度、住まいを決めたら、中々変更ができなくなるので、しっかりと検討する事が大切ですね!
そして、引っ越しを考えている人がいると思いますが、引っ越し業者はどこにしようか考えると思います。
そこで、引っ越し時に引っ越し業者の比較などに便利なサービスが「ズバット引越し比較」です。
⇒カンタン1分で最適な引越し業者が見つかる【ズバット引越し比較】
「ズバット引越し比較」を利用するメリットは、ズバリ、価格が安くなる事です。
引越し料金が最大50%安くなる理由とは???
大手引越し業者も多数参加しており、厳選引越し業者は100社以上もいるので、必ず自分にマッチした引っ越し業者を見つける事ができます。