よろづやアンテナ

ITから生活の参考になる情報を備忘録代わりに残していきます

ドラマ リング 完全版ネタバレ(原田芳雄、高橋克典)が面白いけど大人要素あり

ドラマリングを久しぶりに見ました。これの前に、富江という映画を見たんですが、久しぶりにリングがみたくなりました。


実は、リングは、小説でも読んで、リング→らせん→ループと読みました。ただ、読んでからかなり経過していたので、かなり忘れていたのと、映画版より、ドラマ版のほうが原作に忠実ということで、ドラマ版を見ました。



まず、ドラマ版ですが、音楽がやっぱり古いですね~。後、高橋克典が若くてかっこいい。今もかっこいいですけどね。そして、中身に触れますが、浅川役の高橋克典ですが、身の回りで奇妙な変死に出くわします。


タクシーに乗っている時に、バイクのドライバーが悶えて死んでしまいます。上時計はある時間で止まっているのを浅川が発見します。その後も、知り合いの女子高生がバスルームで心臓麻痺をおこします。このあたりから、浅川が不信に思うようになり、若い女の子が心臓麻痺なんておかしいと。そして、バスルームの時計を見ると、時間が同じ時間で停止します。


ここで、お風呂に中からカギがかかっていたそうですが、お風呂って昔は鍵ついてた?後、バスルームに時計があるのがなんか不思議でした。


続いて、アベックが車の中で夜の行為をしている最中に死亡します。これまた心臓麻痺。ここでびっくしたのが、女の子はおむね丸出しでした。昔は、こんな時代だったですよね。志村けんのバカ殿様なんて、子供が見る時間に出してましたし。すごい時代だ。


そして、社会部から追い出された浅川は、デスクでも必死で仕事に取り組みます。浅川は以前、社会部にいた時に、高山竜司役の原田芳雄が良い役をしています。高山は、超能力で事件を解決できる的なところで、浅川がそれを扱っていたそうですが、奥さんが突然死と、これまた色々とありました。


死んだ4人の接点に浅川は気づきます。それが、ある別荘ということに行きつきます。浅川は早速、別荘の予約をします。Bの4号。


そして、この時期の時代背景が分かりますが、オフィスで平気で煙草を吸っています。今ならありえないですよね。今の若い人は想像できないと思います。


浅川がノートのメモからビデオが怪しい事に気づきます。ビデオなんてもうない時代だから、今見るとめちゃくちゃ懐かしいですね。そして、受付でビデオを借りに行くのですが、一つだけ何も書かれていないビデオを発見し、受付にBの4号室にあったと言われて、浅川はそのビデオを見ます。7日後

 



すると、不思議な映像が流れます。サイコロの映像だったり、おばあちゃんが出てきて警告する内容だったり。他にも胎児の映像、鳴く声、おばあちゃんが「ボーボーが来るぞ」と言って、村民らしき人がでたり、苦しむ人間の映像だったり、最後にメッセージが出てきて、


「これを見たおまえに残された時間7日後、この時刻におまえは死・・・死にたくなければ、その方法は・・・」


ここで映像は終了。なぜか浅川はこの映像を見ながら悶え苦しみます。


これが貞子の呪いですが、このビデオを見るってかなり限定的ですよね。そして、浅川は高山竜司に相談します。そして、高山竜司はビデオをダビングするように指示します。これがリングを難しくさせる行為。


メインテープは、浅川が持っている状態。そして、高山は映像を分析します。老婆の方言と火山のポイント。高山は「2度と戻れない道に踏み込んだ」と言います。


つまり、この時点でビデオを見たのは二人。高山の調査によると、伊豆黄島の方言で、意味は「その後体の具合はどうだ、水遊びばかりしているとお化けがくるぞ」だったそうです。そして、浅川は火山も同じ伊豆黄島であることを調べます。ここまでで後5日。


そして、高山はビデオの映像が、瞬きがあることに気づき、念写であることに気づきます。この恨みを持った人間を見つけ出して、恨みをはらさないとという結論に達します。


ここでたどり着くのが「山村志津子」です。探さなければならないのは娘の山村貞子。また、視点が子供だったので、貞子を探そうと言いますが、浅川は残された2日は家族と過ごしたいと高山と別れます。


なんと奥さんがビデオを見てしまう!

そして、、、衝撃を受けるのが、なんと嫁がビデオを見てしまった。これで浅川の逃げ道はなくなってしまう。


山村志津子は、未来が見えたんですが、金儲けの道具に利用されてしまう。そして、その利用をした男(伊熊平八郎)は、家庭があったにもかかわらず、志津子をはらませて生まれたのが貞子。そして、志津子は貞子を残して自〇。


貞子は、志津子以上に力を持っていたそうです。そのせいでいじめにもあったそうです。高校を出ると、女優になると島を出ていく。飛翔という劇団?に入って、その後は行方知らず。30年前の話になるそうです。


そして、ビデオショップで働く元飛翔のメンバーの男を見つけ、貞子のことについて聴くと、男は逃げ出します。そして、貞子を同僚が襲おうとしたら、貞子に先客がいて、ここでも大人なシーン。多すぎますね・・・。


貞子が呼んだ相手の名前は「お父さん・・・。」


そして、貞子を襲いに行った重森?という飛翔メンバーが夜の行為として襲おうとして貞子を襲いにいきますが、なぜか心臓麻痺で死にます。貞子の念力でしょう。


長尾城太郎という医者にたどり着きます。長尾城太郎はビデオにもでてくる人間なので、浅川も気づきます。患者だった井熊平八郎の娘とうことで、貞子に出会います。


なぜか、長尾城太郎は父親と性的関係を持っていることを知っていました。そして、お互いに愛し合うようになったそうです。なんだんでしょかね、この展開は。


そして、二人がいちゃいしゃしている時に、井戸にたどり着き、貞子の胸の谷間を見て長尾城太郎が興奮。その後、おむねぽろりで、襲おうとします。貞子が「いや~、いや~」と拒みます。そして、長尾城太郎が貞子に好きだと言ってキスをします。


貞子の秘密が明らかに・・・

貞子に肩をかまれて、貞子は笑い出します。そして、「何があっても結婚してくれる?」と確認します。そして、、、この言葉の意味とは・・・


貞子は両性具有だった。つまり、男の子ものがあったんですね。抗がん性女性化症候群だった。そして、貞子は「やっぱりあなたも同じなのね・・・」と殺そうとします。「殺してやる!」


そして、殺されそうになった長尾城太郎は、井戸に投げてしまいます。貞子は井戸で死んでしまうのです。長尾城太郎は殺人を犯してしまうのです。


ついに核心へ

そして、箱根の富士見村に井戸があったことを知り、その別荘の下に貞子がいたということがわかります。浅川はなぜ貞子が大量殺人をしているのかという質問に、高山は「貞子は20代そこらで人の一生分の不幸を背負って井戸の中にいるからだ」と言います。

f:id:merrywhite:20220205123606p:plain



別荘の下に井戸を発見し、高山は「早く貞子の水遊びを止めさせないと」と言い、井戸の中に入っていきます。すごい勇気。高山の頼もしい事とありますが、演技がうまいですね。しかし、、、若いからとは言え、浅川がひたすら水を上に引き上げます。ちょっとかわいそう。


高山は途中で交代と上に上がってきます。そして、女性の声が聞こえます。浅川は貞子に井戸の下で出会います。手に持っていたのは、貞子の頭蓋骨でした。。。


明けて朝・・・

これを供養して終わりだと思っていましたが、、、


まず、長尾城太郎は首つり自殺。続いて、骨を故郷に戻してあげます。これで終わったのか。ビデオをうけとらずに、消してくださいと。


そして、高山からは命が助かったから一杯やろうかと言われますが、、、なんと赤ちゃんを抱いた貞子が登場。

「死にたくなければ、その方法はただ一つ」


貞子に高山は首を絞められて殺されます。なんと、高山は死んでしまいます。生きている朝倉と死んだ高山の違いは。


朝倉は高山の死因を聴きます。すると独り言で「あなたの子供」と。そして、高山にコピーして人に見せたことが生きている要因だったのです。死にたくなければ、その方法とは、これを見たものが使者となり新たなものを死へといざなうのみ。


怨念を増やしたいということですが、これって不特定多数に見せる以外には圧倒的な数が増えることはないですね。このコピーをして見せるというのがリングです。リングが途切れることこそが、貞子の復讐であると。


映像がふるいのもあって、中々楽しかったです。おっぱいが出まくるのはちょっとと思いましたが、全体的に怖かったです。あの、映画でホラー感を出すような貞子はいっさいでてきません。だからこそよかったです。


ちなみに、Huluではドラマ版以外のリング、らせんが観れますので、久しぶりに見たい方は是非。

 

 

演出: 瀧川治水
原作: 鈴木光司
脚本: 飯田譲治
音楽: 池頼広
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
 
第1回角川ホラー大賞受賞の鈴木光司原作、『NIGHT HEAD』の飯田譲治脚本のTVドラマが低価格で再登場。超能力者の念写ビデオをめぐるサイコ・ホラー。