よろづやアンテナ

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仮想マシン デバイスマネージャに表示されないネットワークアダプタを削除する方法

VMware仮想マシンをクローンした場合などに、NICが新しく生成されて、ネットワーク番号が変わることがあります。


例えば、Linuxの場合、eth0⇒eth1になります。これは元々あったeth0との競合を防ぐためなので、動作的には正しいです。ちなみに、eth1で作られないようにするには、仮想マシンを複製する場合に、クローンではなく、シーリングした仮想マシンテンプレートから展開すれば、eth0で作成されます。


また、Windowsも同様にsysprepを使って展開するわけですが、これ以外にもNICの再作成をすると、ネットワーク番号が変わることがあります。



仮想NICを削除し、追加してもネットワーク番号が増えてしまいます。例えば、作成したネットワークアダプターの名称が「ローカル エリア接続 2」と表示されます。


それを「ローカル エリア接続」に変更しようとしても、すでに使われていますなんて表示されてしまいます。

このネットワーク アダプター用に入力した IP アドレス xxx.xxx.xxx.xxx は
既にこのコンピューターの別のアダプター 'xxxxx'に割り当てられています。

 

この接続の名前を変更することはできません。指定した名前の接続が既に存在します。別の名前を指定してください。

これは、表示されない状態ですが、レジストリのエントリには情報が残っているために起こります。


この対処方法としては、、

①「スタート」ー「コントロールパネル」ー「デバイスマネージャー」の順にクリックします。

 

②デバイスマネージャの「表示」メニューから「非表示デバイスの表示」を選択します。

③アイコンが半透明になった、旧ネットワークアダプタを削除します。


上記手順で非表示となってしまったネットワークアダプタの情報を削除することができるので、新しくNICを追加した場合に、「ローカル エリア接続 2」などとならずに済みます。
 

仮想NICを再作成する場合などには、上記手順を参考にしてみてください。