よろづやアンテナ

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映画 ケープタウン 感想 刑事役オーランド・ブルームがイケメン 救いのない犯罪事件 ラストの衝撃

映画 ケープタウン 感想です。

 

まずはあらすじです。

 

あらすじ・解説
ある日、南アフリカケープタウンで、引退した人気ラグビー選手の娘が殺害されるという事件が発生。2人の刑事ブライアン(オーランド・ブルーム)とアリ(フォレスト・ウィテカー)が捜査を続けていくと、少女とある薬物の売人の関係が明らかになる。その危険な薬物は、ここのところ頻発している子供失踪事件の現場に残されていた物と同じで……。

 

解説: 『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズなどのオーランド・ブルームと、『大統領の執事の涙』などのフォレスト・ウィテカーが共演を果たしたサスペンスアクション。南アフリカの大都会ケープタウンを舞台に、そこに巣食う深い闇の世界をあぶり出す。キャリル・フェリーの推理小説「ZULU」を基に、『ラルゴ・ウィンチ 裏切りと陰謀』などのジェローム・サルがメガホンを取る。人気と実力を併せ持つ主演俳優たちの熱演や、緊迫した展開に目がくぎ付け。

 

 

続いて、レビューです。※ネタバレ注意

 

「救いがなくどんより気分が抜けない

鑑賞後のどんより気分が酷く、見返したいとは思えない作品
いろいろ詰め込まれているが主軸は黒人差別だろうか
微妙に伏線にもなっている強めのセリフはだいたい差別関連
事件そのものは次々展開していき面白かった
グロは結構キツイ
最後のアリの爆発は、そこに至るまでに散々否定して我慢してきた下地があるので、効果的な描写にはなっているんだろうと思う
とはいえ全くすっきりしない救いのないラスト
「赦し」がテーマなら結局…と虚しくなる

またブライアンにあまり魅力を感じなかった
この重苦しく残酷な世界観の中に元妻との揉め事を入れ込まれても平和すぎて釣り合いが取れていない気が
ラストの取って付けたような「赦し」もなんだかなあ

とにかく終始暗かった」

 

「面白いのに無理に入れた説教で台無し

捜査物刑事ドラマと見せつつ、最終的には刑事がブチ切れて殺しまくるパターン。主人公連中も性格的に荒れてて、それやこれやで、ちょっと「セブン」感ある。

割と面白いんだけど、南アの過去の黒人差別という背景をぶち込んだのが台無しにしてる。

いやストーリーと密接に関係してれば物語に深みを与えるいいスパイスになるんだが、全然そうじゃない。ただ単に「そういう話」を入れたいだけだなこれ。だから主人公の過去という、いわゆる「一番押し込みやすい場所」に無理矢理配置したわけよ。

当然ストーリーから浮いてて、物語構造的にはなくても全然問題ない。

つまりブラックスプロイテーションの典型的な悪例。こういうのをメッセージ性が云々言う人は、見事に製作者の罠に嵌っている。」

 

「よくある映画

深くいくと思うと、結構浅い映画。
アメリカ映画らしいパターンのワイルドバツイチおやじは
子供に嫌われ、元妻の男は金持ちかエリート。

最後に、おやじが活躍して家族の関係が
少し改善してエンドが多いので心配。

よく似た感じだが、最後に妻と子供が迎いに
来るシーンがなかっただけ、よかったかな。」

 

 

感想ですが、久しぶりに見た刑事役オーランド・ブルームがイケメンですね。

 

ただ、海外によくあるのか、浮気をして妻を傷付けて、息子にも嫌われている父親役です。そこから、一つの殺人事件から大きな事件へと関わっていくことになります。

 

そこで、新しい薬の存在と危険な組織にかかわったせいで仲間を失いとなっていきます。そして、何が怖いかというと、家族が狙われることです。

 

どうやって家族の場所を知ったのかとかいろいろと考えますが、海外映画ってよく身内が狙われますが、怖すぎですよね・・・。

 

そして、衝撃のラストという展開です。

 

途中、えぐいシーンがありますが、警察を恐れない組織がえぐすぎて日本では考えられないです。

 

仲間を殺され、身内を殺されと最後は切ないシーンとなりますが、これが現実とかであったら本当に救われないです。

 

少しセブンをほうふつとさせるところがあったと思いますが、わりと楽しめました。

 

ケープタウン(字幕版)