Linuxにはウイルス対策は不要というのはもはや過去の話で、確か数年前にそういった話をしていたエンジニアがいましたが、今は常識が変わっていて、ウイルス対策ソフトをインストールする企業が増えています。
そして、こんなサイトを見つけました。Linuxの情報が色々と書かれていて勉強になるのですが、Linuxのウイルス対策について言及があります。
Linuxに感染するウィルス
https://linuc.org/study/knowledge/557/
以下は抜粋です。
なお、サーバ用途の場合は、不正プログラムには最大限の注意を払う必要があります。外部からアクセス可能なサーバソフトウェアの中にはroot権限で動作しているものもあり、セキュリティホールを突かれることによってroot権限を奪取されてしまう危険があります。また、メールサーバやファイルサーバとして利用する場合、Linuxに感染しなかったとしてもクライアントにメールが届く前にウィルスを除去するのが望ましいと言えます。
Linux向けにも、「Clam AntiVirus(ClamAV)」などのアンチウィルスソフトウェアが提供されています。Linuxを本格的に利用する際には、セキュリティ施策ソフトウェアの導入も検討して下さい。
今はLinuxであっても関係なく攻撃されるので、注意が必要です。また、上にもありますが、フリーで使えるアンチウイルスソフトもあります。
こちら。
現時点の最新の安定版リリースは 0.102.2です。
インストールも簡単に行えます。ここでは設定方法などは割愛しますが、ウイルス対策ソフトの費用が~という中小企業は導入を検討してもいいのではないでしょうか。
RHEL / CentOS
yum install -y epel-release
yum install -y clamav
当然、パターンファイルの更新にはインターネットに接続する必要がありますので、そのあたりは少し情報を整理しないと、運用にならないかもしれませんね。なるべく外部にサーバーを直接通信させたくないでしょうから。