Windowsを長く運営しているとレジストリを直接編集する機会があると思います。レジストリを編集する場合、問題が起こる可能性があるから自己責任という言葉がよくありますが、これまでの経験上、レジストリを編集して問題が起こったことはないですが、とは言え、変更は慎重に行う必要があります。
そして、変更を行う場合、事前にWindows レジストリのエクスポートによるバックアップを行うことが多いと思いますが、そのエクスポートを使用したバックアップの注意点として、最近知ったのですが、 追加分は戻らないので気を付けないといけません。
まず公式サイトによるレジストリのバックアップ取得手順です。
Windows 10、8.1、8
レジストリを手動でバックアップする、またはシステムの復元ポイントを作成する
レジストリを手動でバックアップする
[スタート] メニューの検索ボックスに 「regedit.exe」と入力して Enter キーを押します。 管理者のパスワードを要求するダイアログ ボックスが表示された場合はパスワードを入力して [OK] をクリックし、確認を要求するダイアログ ボックスが表示された場合は [続行] をクリックします。
レジストリ エディターで、バックアップするレジストリ キーまたはサブキーをクリックします。
[ファイル] > [エクスポート] の順にクリックします。
[レジストリ ファイルのエクスポート] ダイアログ ボックスで、バックアップ コピーを保存する場所を選択し、バックアップ ファイルの名前を [ファイル名] フィールドに入力します。
[保存] をクリックします。
「参考元」
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/322756/how-to-back-up-and-restore-the-registry-in-windows
この方法で復元した場合、もともとあった値は元に戻るのですが、エクスポートした後に追加した値はそのまま残ります。つまり、完全に元の状態にもどそうと思ったら、追加した値も削除する必要があります。レジストリの戻しってあんまりやったことがなかったので最近まで知らなかったのですが、気を付ける必要がありますね。