VMware Horizonを使用する場合、様々な種類のクライアントデバイスを利用することができます。例えば、最近では、タブレット端末などでもシンクラ環境へ接続することが可能です。
企業でもタブレットを提供するケースが増えているので、とても便利な反面、クライアントデバイスにインストールするVMware Horizon Clientによっては、使える機能、使えない機能があるので、採用するクライアントデバイスのシステム要件はしっかりと確認しておくことをオススメします。
よく、何も考えずに、端末を準備して、この端末はこの機能が使えるけど、この端末は使えないとなると、せっかく準備した端末が無駄になることもありますからね。
そして、VMware Horizon Client iOS版 バージョン4.1では、ビデオ機能をサポートしていないので、シンクラ環境でWebExなどのビデオ機能を使用したい場合は注意が必要です。
>>Using VMware Horizon Client for iOS Horizon Client 4.1
以下は抜粋です。
System Requirements for Real-Time Audio-Video
Real-Time Audio-Video works with standard audio devices and with standard conferencing applications
must meet certain software and hardware requirements.
IMPORTANT Only the audio-in feature is supported. The video feature is not supported.
重要と書かれている部分にありますが、VMware Horizon Client iOS版 4.1ではオーディオ機能はサポートされていますが、ビデオ機能はサポートされていないと書かれています。
”Only the audio-in feature is supported. The video feature is not supported.”
その為、シンクラ環境でビデオ機能を使用したい場合は、その他のクライアントデバイスを選ぶ必要があります。
ちなみに、Windows版のView Clientでは、ビデオ機能が使えるので、WindowsがインストールされているSurfaceなどが便利ですね。
ディオビデオをサポートするには、View の展開が特定のソフトウェアおよびハードウェア要件を満たす必要があります。
他にもクライアントデバイスの種類によっては、使えない機能などがあるので、「Horizon Client システムでサポートされるリモート デスクトップ機能」はチェックしておいてください。