よろづやアンテナ

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VMwareHorizonView WindowsSurfaceのオンスクリーン(内蔵) キーボードが入力できない

VMware Horizon View6.Xを使用している環境で、View ClientをインストールしたWindows Surfaceにて、外部キーボードでは文字の入力ができるのですが、オンスクリーン(内蔵)のキーボードでは、文字の入力ができないという事象があります。


状態としては、エンターキーは入力できるのですが、その他の文字は、全く入力できません。


これは、Windows Surfaceにてオンスクリーンキーボードの入力を有効化することで、事象を解決する事ができます。


参考情報はこちらです。
>>オンスクリーン キーボードのサポートの有効化(Windows 版 Horizon Client ヘルプ)

オンスクリーン キーボードのサポートの有効化
Horizon Client ウィンドウにフォーカスがある場合、マウスまたはオンスクリーン キーボードが Horizon Client ウィンドウの外部にあっても、物理キーボード、オンスクリーン キーボード、マウス、手書きパッドのイベントがリモート デスクトップまたはリモート アプリケーションに送信されるようにクライアント システムを構成できます。
 
この機能は、Horizon Client 3.3 以降で使用でき、特に Windows Surface Pro などの x86 ベースの Windows タブレットを使用している場合に便利です。この機能を使用するには、Windows レジストリ キー EnableSoftKeypad を true に設定する必要があります。このキーの場所はシステムのタイプによって異なります。
 
32 ビット Windows の場合
HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\VMware, Inc.\VMware VDM\Client\

64 ビット Windows の場合
HKLM\SOFTWARE\Wow6432Node\VMware, Inc.\VMware VDM\Client\



手順としては、以下になります。

①View ClientのインストールされたWindows Surfaceにログインして、レジストリエディターを起動します。

②OSのビット数に応じて以下の場所に移動します。
32 ビット Windows の場合
HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\VMware, Inc.\VMware VDM\Client\

64 ビット Windows の場合
HKLM\SOFTWARE\Wow6432Node\VMware, Inc.\VMware VDM\Client\
 

 

③右カラム上で、右クリックして、「新規」-「文字列」をクリックします。
 
④名前に「EnableSoftKeypad」を入力します。

⑤作成した「EnableSoftKeypad」をダブルクリックします。

⑥「値のデータ」に「true」を入力します。

 

以上で設定は完了です。
後は、オンスクリーンキーボードで文字が入力可能か確認します。