この機能により、ControllerからVDA(仮想マシン)の電源操作が可能になります。
例えば、Controllerの管理ツールである「Desktop Studio」からVDAの電源オン、電源オフなどの操作が可能になります。
この電源管理ですが、すべての状況で使える訳ではなく、カタログ作成時のカタログの種類の選択によって、操作できるか、できないかが変わってきます。
例えば、カタログの種類で「物理」を選択した場合は、電源管理の操作ができなくなります。
その他の、「既存」などを選択した場合は、電源操作が可能になります。
つまり、一つ目の重要なポイントとして、
XenDesktopでは、物理マシンではなく、仮想マシンのみ電源管理が可能になります。
設定タイマーとは、オンピーク期間の開始時にマシンの電源がオンになり、各オフピーク期間には電源がオフになる機能です。
[設定タイマーの設定方法]
①Desktop Studioで、左側ペインの[割り当て]ノードを選択し、制御する電源管理設定があるデスクトップグループを選択します。
②[デスクトップグループを編集]をクリックします。
③[電源管理]ページで[1 - 平日]をクリックします。
共有デスクトップグループの場合は、[編集]をクリックして平日のプールサイズを指定します。
④[ピーク時]に組織の平日のピーク時およびオフピーク時を設定します。
平日のピーク時間およびオフピーク時間の電源開始時間を設定します。
⑤[切断時]で、デスクトップグループの切断されたマシンを一時停止にする前の待ち時間を(分で)指定し、[一時停止]をクリックします。
⑥[ログオフ時]で、デスクトップグループのログオフされたマシンの電源をオフにする前の待ち時間を指定し、[シャットダウン]をクリックします。 このタイマーはプールマシンをベースとするグループでは使用できません。
⑦[2 - 週末]を選択します。
⑧週末のプールサイズ、ピーク時間、および電源状態タイマーを上記と同じように構成します。