ちょっとネットを徘徊していたら、興味深い記事を発見しました。
Business Journalの記事なんですが、「NTTで“ハケン切り”の嵐!切りすぎで、“スキルのない素人”社員だらけに…」という過激なタイトル。
>>NTTで“ハケン切り”の嵐!切りすぎで、“スキルのない素人”社員だらけに…(Business Journal)
以下は抜粋です。
日本の通信事業最大手である日本電信電話(NTT)が、次々に30代派遣社員のクビ切りを行っているらしい。民営化から30年、アメリカ式の経営指標を最重視してコストカットに邁進中で、社内は疲弊しブラック企業化しているという。
私もIT業界に転職してから、派遣会社にずっと勤めている関係で、これまで様々な企業で働くチャンスがありました。
その中で、外から見る大手企業と、実際に中で働いてみると、印象が全然異なる事に気付きました。
そして、上記はまさに、その典型の話だと思います。
コストカットの影響を受ける特定派遣社員たち
ちなみに、サイト内でも書かれていますが、国は派遣法改正によって特定派遣が廃止され、すべて一般派遣にしたがっているとあります。
ちなみに一般派遣は、働きたい人、仕事が欲しい人が、仕事を紹介してくる会社(派遣元)から仕事を紹介してもらい、仕事が決まれば常駐先などで仕事をするパターンです。
東京の場合、この一般派遣はフリーランスが多かったです。
逆に特定派遣は、派遣元の会社に就職などして、そこから常駐先などに派遣されて仕事をするパターンです。私はずっと、この特定派遣として仕事をしてきました。
この二つの大きな違いは、特定派遣は派遣元企業に就職しているという事です。
その為、特定派遣の場合、仕事が途切れても、派遣元に戻って仕事をする為、給料が途絶える事はありません。一方、一般派遣は、仕事が途切れると、給料もでない事になります。
ただし、一般派遣、特にフリーランスの場合、給料が高い場合が多いので、ちょっと休みがあっても、仕事があれば、悪くはない仕事の形だと思います。
さらに、特定派遣の場合、使えない社員がいても、派遣元が面倒を見なければならなかったりします。
派遣社員に頼っている企業は派遣切りで弱体化が進む
サイトの書かれている通り、派遣社員に頼っている企業は、派遣切りによって企業の弱体化が進むと思います。
これは派遣の数が圧倒的に多い企業にこそ、顕著に表れます。
会社によりますが、大手であっても、派遣社員が多く在籍する会社は結構、あります。
私が経験した現場で一番酷かったのは、プロパーが一人もいないもしくは、いても一人というような現場です。
もちろん、現場が成り立たない訳ではないのですが、いざ、派遣が去っていった時に、情報やノウハウを持っている人がいなくなるので、当たり前ですが、残ったメンバーや社員にしわ寄せがいくわけです。
特に、派遣を顎で使ってきたような会社は、いざ、自分の手足になってくれた派遣社員がいなくなると、一気にパフォーマンスが落ちていく事になります。
どんな企業においても、バランスが重要という事になりますね。
ちなみに、これからの時代を生き抜く為には、自らのスキルを高める必要があります。スキルがない人は、特に派遣の場合、益々淘汰されていく可能性があります。
私も運よく、東京でいろんな経験を積むことができたので、ある程度スキルには自信があります。
その為、転職活動などでも割と、転職しやすいスキルを持っていると感じています。逆に、魅力的な経歴がないと、転職活動も難しくなっていきます。
特に地方の場合、それが顕著です。東京は仕事の絶対数が多いので、まだまだ、仕事は見つけやすいですが、地方は経歴や年齢はかなり重要視されます。
ちなみに、今の会社ではスキルが満足につかない、ビジネスチャンスがない、給料が上がる見込みがないという方は、やはり、よりよい環境を求めて転職活動がオススメです。
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私も実際に使ってみましたが、担当者が密に連絡してくれて、仕事をすぐに見つける事ができると思います。
これから派遣という形がどうなっていくのか分かりませんが、未来を考えながら、仕事を選んでいく必要があると同時に、常に自らのスキルアップは考えておく必要があります。
私は派遣社員なので、派遣切りはいつ起きてもおかしくないと思い、日々、行動していく事が肝心です。
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