XenDesktop5系でControllerを2台以上の構成で、データベースにSQL Expressを選択した場合、2台目以降のcontrollerをファームに参加させようとするとエラーメッセージが表示される事があります。
「サービスがデータベースに接続できませんでした」
原因として、SQL Expressを構成したサーバーのBrowser Serviceが無効になっているために、発生します。
解決方法としては、このBrowser Serviceを有効にします。
詳細は以下のCTXを参照してください。
http://support.citrix.com/article/CTX129333
有効にする方法は、以下のやり方があります。
≪SQL Server Browser サービスを開始するには≫
①[スタート] ボタンをクリックし、[マイ コンピュータ] を右クリックし、[管理] をクリックします。
②[コンピュータの管理] で、[サービスとアプリケーション] を展開し、[サービス] をクリックします。
③サービスの一覧で、[SQL Server Browser] をダブルクリックします。
④[SQL Server Browser のプロパティ] ウィンドウで、[開始] または [停止] をクリックします。
⑤サービスが開始または停止したら、[OK] をクリックします。
≪コマンド プロンプトから SQL Server Browser サービスを開始する≫
①[スタート] メニューの [ファイル名を指定して実行] をクリックします。
②[ファイル名を指定して実行] ダイアログ ボックスで、「cmd」と入力します。
③コマンド プロンプトから、「net start sqlbrowser」と入力します。
≪コマンド プロンプトから SQL Server Browser サービスを停止する≫
①[スタート] メニューの [ファイル名を指定して実行] をクリックします。
②[ファイル名を指定して実行] ダイアログ ボックスで、「cmd」と入力します。
③コマンド プロンプトから、「net stop sqlbrowser」と入力します。
ここは結構はまるポイントなので、注意してください。
仮想化OS XenServerの基礎と活用