以前、サーバー仮想化基盤を構築した際に、IAサーバーがDellのサーバで10Gbのインターフェースを搭載していたんですが、スイッチの物理ポート、ケーブルの削減のために、NPARという技術を使いました。
ちなみに、NPARとはNICパーティショニングの技術で、こんな機能があります。※以下は、QLogicのサイトより抜粋。
この技術を使って論理的に帯域を分けたんですが、そこで確認したいのが、分割した通りに帯域が分けられているかということです。
そこで便利なツールが「iperf」です。このツールは現場で教えてもらったんですが、これまでネットワークエンジニアとして、帯域調査ツールを色々と使ってきましたが、これが一番使いやすいかな~と思いました。
ダウンロード先はこちら。
https://iperf.fr/iperf-download.php
これだけ種類があります。Windows版は「Download iPerf for Windows」を選択します。
そして、実際に自宅のパソコン上にインストールしたVMware PlayerにWindows Server 2016を構築し、iperfを実行してみました。※事前にWindows Server 2016ではサーバーモードにしています。
見てもらうと分かりますが、帯域がローカルなのですごいことになっていますね。ただ、以前、調査した時は、Windowsサーバの仮想マシンの帯域が上限があった記憶があるので、できたらLinux、CentOSの仮想マシンで実行したほうがいいかもしれないです。
ということで、最近は10Gbの太い帯域でスループット調査することが減少していると思いますが、ネットワークエンジニアの方でスループットが出ているか確認したい場合は、iperfを使ってみてください。