既に現場ではvSphere 7.xの話題がちらほらと出ていますが、現時点の最新バージョンはvCenter Server 6.0 U2になります。ちなみに、VMware NSX for vSphereは6.2.3。
メジャーバージョンがあがると、色々と改善される部分もありますが、逆に、新たな問題が発生する場合があるので、導入時はしっかりと検証しておかないと、運用に入ってから問題が起こる事があるので注意が必要です。
そして、vCenterServer6.Xから大きく変わった事は、組み込まれているDBを使用する場合、これまではMicrosoft SQL Server Expressが選べましたが、Postgresがインストールされることになるそうです。
※以下が情報元。
>>VMware vCenter Server 6のインストール(thinkit)
また、外部データベースとして選択すれば、PostgresではなくOracleまたはMS SQL データベースを利用することも可能です。
では、Microsoft SQL Server ExpressからPostgresになったのには、理由があるはず。おそらく、ソフトフェア的な制限によるものだと思います。
では、データベースがPostgreになってから、以下のサイトによると、20ホスト、200仮想マシンまで制限が変わったようです。
>>vCenter Server for Windows and vCSA compared
例えば、サーバー仮想化であったり、仮想デスクトップなりを構築する場合、この組み込みデータベースを使用する場合に、仮想マシン数などの制限で問題になることがありましたが、200台まで仮想マシンをサポートしていれば、中規模程度の基盤はフリーのデータベースで構築できちゃいますね。