アプリケーションのシステム要件でよく出てくる.NET Framework 3.5ですが、WindowsUpdateを実施した後に、.NET Framework 3.5が機能から有効化できなくなる事象が発生するようです。
WindowsUpdateにより様々な問題が発生する場合がありますが、アップデート後にすぐに問題が発覚しない場合があるので、後から、判明する場合もあります。
.NET Framework 3.5の有効化も、基本はサーバー構築時くらいにしか使わないので、もしかしたら気付かない場合もあるかもしれないですね。
そして、この件に関する情報は以下のKBが参考になります。
>>Windows Server 2012 R2、Windows Server 2012、Windows 8.1、または Windows 8 上でセキュリティ更新プログラム 2966827 または 2966828 をインストールした後で Microsoft .NET Framework 3.5 の機能を有効化できない
対象のOSは、Windows Server 2012 R2、Windows Server 2012、Windows 8.1、Windows 8です。
現象としては、Microsoft .NET Framework 3.5 用のセキュリティ更新プログラム 2966827 または 2966828をインストールした後に、[Windows の機能] でオプションの Microsoft .NET Framework 3.5 の機能を初めて有効にしようとしたときに、機能がインストールされなくなります。
エラー内容の抜粋です。
0x800F0906ソース ファイルをダウンロードできませんでした。機能の復元に必要なファイルの場所を指定するには、"source" オプションを使用してください。ソースの場所の指定の詳細については、http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=243077 を参照してください。DISM ログ ファイルは C:\Windows\Logs\DISM\dism.log にあります必要な変更を完了できませんでした。
インターネットに接続して、必要なファイルをダウンロードできませんでした。インターネットに接続していることを確認し、[再試行] をクリックしてやり直してください~
エラー出力は二つあります。
0x800F081Fソース ファイルが見つかりませんでした。機能の復元に必要なファイルの場所を指定するには、"source" オプションを使用してください。ソースの場所の指定の詳細については、http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=243077 を参照してください。DISM ログ ファイルは C:\Windows\Logs\DISM\dism.log にあります0x800F081F - CBS_E_SOURCE_MISSINGエラー コード: 0x800F081Fエラー: 0x800F081F
【解決策】
この問題を解決するには、更新プログラム 3005628 をインストールします。この問題を回避するには、状況に応じて次のいずれかの回避策を使用します。
後、上記KBが適用できない場合は、問題を起こしているKBをアンインストールすることで暫定回避することも可能とあります。
WindowsUpdate後、Microsoft .NET Framework 3.5が機能から追加できない場合は、参考にしてみてください。