人生は自分の経験した事が大きく影響すると感じる事が多々あります。
人は新しい事をしていかなければ成長がない。私はブログを楽しむあまり、本業と副業の考えが逆になってしまいました。と言うよりは、現実を知ったせいかもしれません。
本業が石橋を叩いて渡り、副業の為に色んなチャレンジをするようになってしまった(笑)。
なぜなら、多くのサラリーマンが矛盾の嵐だからです。副業の場合は、誰に気兼ねする訳でもなく、思いっきり頑張れるのがいいですね。
話が脱線したきのですが、以前、テレビで東大の現役の学生に、「歴史上の尊敬する人物は誰ですか?」という質問で、トップ10の中に、インスタントラーメンを発明した「安藤百福」の名前があったのが印象的でした。
その記憶が薄らとあり、ふと、ある本に出会い読んでみる事にしました。
”インスタントラーメン発明王 安藤百福かく語りき”
この書籍は、社員アンケートをとって、記憶に残っている安藤氏の言葉を集めて作ったものだそうです。
社員の心に残った言葉で、書籍ができてしまうのがすごいですね。
私の会社の上司で心に残ったものってあまりないです。。。
何人か今も尊敬する人に出会い、私が大変な状態の時に、激励をしてもらって心に刻み込まれた言葉がいくつかありますが、やはり、大きな成果を出した人というのは、言葉に重みがありますよね。
さて、書籍の中にはひたすら安藤百福 語録が書かれているので、いつくか心に残ったものを紹介したいと思います。
”私の人生は波乱の連続だった。成功の喜びに浸るまでもなく、何度も失敗の底に突き落とされた。しかし、苦しいときの経験がいざというときに常識を超える力を発揮させてくれた。”
”会社は良い仕事をしたから儲かるのである。儲けとは答えであって、儲け主義とはちがう。”
”即席めんの発想にたどりつくには、四十八年間の人生が必要だった。過去の出来事の一つ一つが、現在の仕事に、見えない糸がつながっている。”
”発明したと思っても、世界では同じことを考えている人が三人いる。”
”自分の周囲にいつも好奇心の目を向けろ”
”人間はなまじ知識があるから本質が分からなくなる。”
”素人だからこそ常識を超えた発想ができる。”
”無駄なお金は一円たりとも使ってはいけない。生きたお金なら惜しみなく使いなさい。”
”良い評判を広げるのは容易ではないが、悪い評判はあっという間に広がる。”
”高い山の後ろには必ず深い谷が待ち受けている。”
”企業はチャレンジしないと。同じところに留まってしまう。人生も同じである。”
”芽の出ないところに水と肥料を与え続けてもむだである。”
”市場調査の結果は、過去のデータの集大成にすぎない。これで将来を決定することは危険である。”
”社長とは権力ではない。責任の所在を示している。”
”苦言に耳をかさない経営者は、必ず会社に危機を招く”
”真のリーダーの資格は、人としての徳を持っているかどうかである。”
”健康な時に種を蒔け。”
”事業は進より退くほうが難しい。撤退時期を逸したら、あとは泥沼でもがくしかない。”
”厳しいだけではいけない。これからは社員の心を癒す経営も大事である。”
”統治して治めずという。力で動かそうとするから人の心は離れていく。”
”器あらざるものをその器に据えると、本人も周囲も不幸になる。”
”君たちはサラリーマンだから属人的な発想しかできない。”
”同じ種子でも、合う土質、合わない肥料があるように、人間にも適材適所がある。”
”縁があって入社した人々は、誰もが幸せになってほしい。しかし、企業風土に耐えられないようなら一刻も早く退社した方が本人のためだ。”
”いい話はあとでいい。悪い話から始めなさい。”
”最大のコストは時間である”
etc
あまりいいい言葉多すぎて、挙げたらきりがないので、このくらいにします。
後は、実際に書籍を手に取って読んでもらいたい本です。これまでのサラリーマン人生を振り返って、実感したこと、まだまだできていないこと、たくさんありますが、こういった現場だから生まれた言葉には強い力があります。
今後もこういった言葉を忘れずに残りの人生を過ごしたいと思いますね!