仮想化技術が一般的になってきて、大手企業で運用する場合は、VMwareは当たり前に操作できない厳しい時代になってきましたね~。
中小企業では、まだまだWindows Server 2003を使っている所があるらしく、そういった所ではまだまだ物理サーバー運用しているそうです。
予算に余裕がある場合は、物理サーバー運用から仮想化基盤への移行を検討しているお客様も多く、そういった案件の依頼が色々と来ます。
その中で、ちょっとvCenter5.5環境でP2Vを試してみました。その際に遭遇した二つのエラーを紹介します。
まずは、vCenter Converterのダウンロードから。
≪vCenter Converter Standaloneのダウンロード≫
・以下の公式サイトから「VMware vCenter Converter Standalone」のダウンロード
※下記リンクからサイトに移動し、ダウンロードしたいバージョンで「ダウンロード」をクリック。
>>VMware vCenter Converter Standalone のドキュメント
・「ID」「パスワード」を入力して、「Log In」
・「Download Manager」か手動でファイルをダウンロード
・任意のパソコンにインストール。
※インストールできるOSは、ユーザーガイドに記載されています。
≪vCenter Converter StandaloneでP2V≫
・「スタート」→「すべてのプログラム」→「VMware」→「VMware vCenter Converter Standalone」の順にクリックします。
・「Convert machine」をクリックします。
今回は物理マシンを仮想マシンに移行したい為、「Powered-on machine」で、「This rocal machine」を選択。
※ここで、私の環境では、「VMware vCenter Converter Standalone」を管理者権限で実行しないと、「この操作の実行権限が拒否されました。」と表示されました。
続いて、以前、ESXi単体でP2V検証した時は発生しませんでしたが、今回、vCenter5.5環境で、宛先をESXiホストにすると以下のエラーメッセージが表示されて、先に進めません。
”fault.HostAccessRestrictedFault.summary”
これは、ESXiがvCenter管理になっている為で、ESXiの代わりにvCenterのIP、ID、パスワードを入力すれば、先に進めます。
知っていればどうってこないですが、現地作業でいきなり遭遇したら焦ると思いますので、やはり事前の検証は大切ですね。