VMwareの仮想マシンにて、VMware Toolsインストール後に、Red Hat Linux5.X、6.Xでカーネルのあっぷデートを行なうと、Bootログに以下のメッセージが表示される事があります。
Checking acpi hot plug [ OK ]
Starting VMware Tools services in the virtual machine:
Switching to guest configuration: [ OK ]
VM communication interface: [FAILED]
VM communication interface socket family: [FAILED]
Guest operating system daemon: [ OK ]
https://access.redhat.com/solutions/69122
•Vmware tools not running after kernel patches are installed
•VMTool not working
•After latest OS patchset installed VM coming up without NIC interfaces
•After upgrading the kernel some of my devices no longer work
【環境】
•Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 5 Virtual Machine
•Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 6 Virtual Machine
•VMware ESX Hypervisor
対処法としては、
カーネルのアップデート後、VMware toolsの再構成を行ないます。再インストールの必要はありません。
ゲストOS内で、「vmware-config-tools.pl」を実行します。
また、Linux上にVMware Toolsをインストールする方法は以下のKBで紹介されています。
Installing VMware Tools in a Linux virtual machine using Red Hat Package Manager (RPM) (1018392)
https://kb.vmware.com/s/article/1018392
①Linux ゲスト OS に VMware Tools をインストールするには：
Linux 仮想マシンがパワーオンされていることを確認します。
②GUI インターフェイスを実行している場合は、コマンド シェルを開きます。
③仮想マシン メニューの [VM] をクリックし、[ゲスト] > [VMware Tools のインストール/アップグレード] をクリックし、[OK] をクリックします。
④マウント ポイントを作成するには、次を実行します：
mkdir /mnt/cdrom
⑤CDROM をマウントするには、次を実行します：
mount /dev/cdrom /mnt/cdrom
⑥RPM を使用して VMware Tools をインストールするには、次を実行します：
rpm -ivh /mnt/cdrom/VMwareTools-version.rpm
ここで 、<version> はインストールする VMware Tools のバージョンとなります。
既存の VMware Tools のバージョンを確認するには、「 cd」コマンドを使用して 、/mnt/cdrom/ ディレクトリに移動し 、# ls コマンドでディレクトリの内容を一覧表示します。
注: インストールは、root ユーザーとして、あるいは sudo コマンドを使用してのみ実行できます。
⑦実行中のカーネル用に VMware Tools を構成するには、次を実行します：
/usr/bin/vmware-config-tools.pl
⑧CD-ROM をアンマウントするには、次を実行します：
umount /mnt/cdrom
⑨VMware Tools のインストールを終了するには、仮想マシン メニューの [VM] をクリックし、[ゲスト] > [VMware Tools のインストールの終了] をクリックします。
