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サーバ運用者におすすめの書籍 CentOS8 実践ガイド [システム管理編] impress top gearシリーズ

LinuxCentOSの構築を最近は当たり前にするようになりましたが、以前はWindowsサーバしか構築したことがなかったですが、意外とLinuxCentOSのほうが仕組みがいいと感じることが多いですよね。 

 

個人的な経験上、Windowsサーバはちょっと誤った操作をすると壊れる、もしくは障害になることが多い気がします。バックアップ、リストアが意外と難しいです。

 

後、サーバーライセンスがかかるので、お金をかけたくない中小企業の場合は、CentOSは助かりますよね。

 

サポートが不要な場合は、CentOSで会社の運用、管理系のサーバを構築すればコストダウンになります。ただ、コマンドラインに慣れていないと、ちょっといきなり運用が難しいかもしれません。

 

慣れてくれば問題ないですが、LinuxCentOSの操作経験がない、もしくは少ないという方は自宅に検証環境を作るなり、書籍を活用すると理解が早いと思います。

 

そこで、サーバ運用者におすすめの書籍 CentOS8 実践ガイド [システム管理編] impress top gearシリーズが評判がいいです。

 

CentOS8 実践ガイド [システム管理編] impress top gearシリーズ Kindle

 

内容(「BOOK」データベースより)
IT現場で役立つシステム管理手法の基礎から障害対応に至るまで、企業のサーバ運用を支える幅広いテーマを網羅。

 

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
古賀/政純
兵庫県伊丹市出身。1996年頃からオープンソースに携わる。2000年入社後、UNIXサーバのSE及びスーパーコンピュータの並列計算プログラミング講師を担当。科学技術計算サーバのSIの経験も持つ。2005年、大手企業のLinuxサーバ提案で社長賞受賞。2006年、米国ヒューレット・パッカードからLinux技術の伝道師として「OpenSource and Linux Ambassador Hall of Fame」を2年連続受賞。オープンソースを活用したサーバのSEとしてプリセールスMVPを4度受賞。現在は、人工知能(AI)とHadoopを軸にオープンソースを駆使する大規模のサーバのプリセールスSEとして、技術検証及び執筆に従事。Red Hat Certified Engineer、Novell Certified Linux Professional、Red Hat Certified Virtualization Administrator、EXIN Cloud、Red Hat OpenStack、HPE ASE、Hadoop(CCAH)などの技術者認定資格を保有(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 

レビューの抜粋です。

 

「会社のサーバは、CentOS7のまま稼働するが、昨年から気になっていた管理ツールが一通り網羅されているので購入。Cockpit(統合管理)、Stratis(ストレージ管理)、ImgaBuilder(イメージ作成・管理)、Podman(コンテナエンジン)などは、まるで書籍がないので、思わず飛びついてしまった。使用事例が豊富なので、とりあえず使えるようになる。これだけのツールの情報を自分で集めて、環境整備をしようと思ったら、1週間以上かかると思えば、随分安い買い物だ。著者に感謝!」

 

「dnf、Cockpit、WaylandなどCentOS 8から変更された部分の多くを網羅しています。また単なるセットアップ方法だけでなく、長期的な運用に関する情報に多くのページを割いています。」

 

「他のCentos8入門的な書籍とこれの2冊しかありませんでしたので両方買いましたが、こっちの方は「必要なことだけ」しっかり書いてありました。良い本です。」

 

CentOS8 実践ガイド [システム管理編] impress top gearシリーズ

現在のLinuxの適用領域は、LAMPのようなWebサーバやデータベースサーバに留まらず、ビッグデータ処理やAIを利用したデータ分析、HPC、ソフトウェア定義型分散ストレージなど、その用途を拡大させています。それとともに、ハードウェアも高機能化し、オペレーティングシステムであるCentOSでも、数百のメニーコア、数十テラバイトの大容量メモリ、ペタバイト級のストレージを搭載したハードウェアに対応し、コンピューティングにおいても、クラスタリング仮想マシン、コンテナ、クラウド環境へも対応可能な機能を備えています。
 CentOS 8は、CentOS 7でのシステムにおける大幅な改良を引き継ぎつつ、さらにさまざまな新機能を搭載しました。主なツールとしては、統合OS管理(Cockpit)、コンテナ管理(Podman)、仮想マシンイメージ作成(Image Builder)、ストレージ管理(Stratis)、パケットフィルタリング(nftable)、セッション録画/再生(tlog)などがあります。
 本書では、これらの最新のツールを使いながら、IT現場の技術者にとって必要な、システム管理に伴うさまざまな手法を解説しています。
CentOS 8 1911(2020年1月バージョン)対応