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映画 白く濁る家 ネタバレ 感想 最後の結末の意味は?音楽とラストの展開が怖い 低予算映画

 

映画の白く濁る家を視聴しました。

 

雰囲気はなかなか怖かったのですが、最後は結局何という感じになりました。

 

まずはあらすじです。

 

白く濁る家
婚約者である香苗とともに、6年ぶりに母・悦子がひとりで住む実家へと帰る良典。長らく疎遠だったが、事故死した弟・悟の七回忌のため、そして香苗の妊娠をきっかけに帰郷を決心したのだった。2人をあたたかく迎え入れつつもどこか様子がおかしい悦子に、良典はある疑念を持つ。その夜̶̶̶香苗を襲う 「聞いてはいけない音」が、すべての地獄の始まりだった。(C)2022 東京フィルメディア,オールイン
監督    田中博巳
出演    斎藤嘉樹, 藤本泉, 成嶋瞳子
ジャンル    ホラー
オーディオ言語    日本語

 

43分なので短めの映画です。

 

続いて、参考にしたレビューの抜粋です。

 

「サムネの集合写真が歪んでるところからして不気味さが出ていて良いですね。まるでこの家の崩壊そのもののようです。
開始早々の既視感はファニーゲームのOPですね。

とにかく映像が綺麗です。
撮り方が良い意味で邦画っぽくない。
だけど邦画特有の不穏な空気も常に漂っています。
夜中に義母の奇行を目撃するところは、先が読めたけどドキッとしました。
こういう恐怖は大好きです。
メイクを施した霊が追いかけて来てキャー!だったり振り返るとドデカBGMがバーン!だったり、そういうのも好きは好きですが、こちらはそれとは正反対です。

と、せっかく良い雰囲気だったのに、途中で宗教の儀式が始まり、ハイテンポな音楽が流れる。
"来る"ほどフェス感はないものの「そっちいっちゃうか~」と少しがっかりしました。
静かな恐怖を保って欲しかった。

それはそうとして、あのお義母さんのスタイリングは何とかならなかったんでしょうか?
洋館風の豪邸に住むマダムにしては、ノーメイクだし髪も適当で服もださい。
徒歩圏内のスーパーにいるおばちゃん風スタイルです。
愛する息子を亡くしてからあんな風になってしまったという設定なのかな?

最後の主人公の目の演技が凄いです。
私は旦那さんと弟が入れ替わってしまったのでは?とハラハラしましたが、最後の台詞から察するに、ただの深読みだったようです。多分ですが…。

作品は45分間と短めですので、気になっている方は悩む前に視聴することをおすすめします。」

 

「弟大好きな母親の話。

ながら観ではちょっと良くわからなかった
短編だからできる事だけど、気になってまた最初から観た
よくわからない
ここからはネタバレ・・・かも。
母親は兄と弟の入れ替えに成功。
兄嫁は弟と入れ替わった事に気付くが、父親母親子供がいる理想の家庭にこだわりを持っているため、入れ替わったとしても理想さえクリアできれば問題ないとした。
彼女は妊娠しているのに実家とは疎遠気味らしいし彼女も何かしら心に持っている人なのかもね。
という出てきた女性二人が変わってたという話?
わからんけど。
こういう短編は好きだし、C級な知らない役者3人で演じるこの雰囲気好きなんだけど、C級の話に想像でどうぞは萎えます。
「近所迷惑でしょ!!」の台詞が好きで★4にはしたけどね。」

 

 

「これはなかなか怖い映画です。
いわゆる「ヒトコワ」系の映画なのですが、
恐怖をもたらせる人物は別にシリアルキラーでもなんでもない、
ごくふつうの母親ですが、
久しぶりにその母親のもとに帰った息子とその奥さんに
じりじり恐怖が迫っていく感じがすごくよかったです。

そして、ラストシーンで、
この物語はごく普通の母親が、
母親であるがゆえに選択した狂気であったことを
まさかの方法で観ている人にわからせます。
狂気といってもすごい形相をするわけでもなく、
何かに取りつかれたかのような感じになるでもない、
静かだけれども確実に人としての道を誤らせる、
そんな狂気が感じさせられるシーンで感服しました。」

 

そして、感想ですが、弟をなくしている兄は家を離れ、そして、母はいろんなものを失って孤独に一人でくらしている。久しぶりに戻った兄は、子供もできることだし、これからはもっと帰ってくると発言します。

 

しかし、そんな言葉は届かず、なくなった弟を取り戻すために、呪術みたいなものにすがるわけですが、買い出しにいったのは、兄が戻ってきてから準備する為でしょうか。

 

このお母さんがよく出てくるきれいな女優さんのお母さん役ではなく、その辺にいるお母さんのビジュアルなので、リアル感が増しました。

 

とにかくラストの解釈が難しいですが、映像上は弟が憑依したという感じにしています。

 

ただ、妻は何をされているのかわからないので、きょとんとした夫をみて涙を流すくだりがわかりにくいですね。

 

人によって憑依している、していないと意見がわかれるあたりがわかりにくい結果になりました。

 

雰囲気は低予算ながらまぁまぁ不気味でした。音もありますかね。短い作品ですし、ホラー好きの方はみてもいいのではないでしょうか。

 

白く濁る家