以前、残業をしまくって月収約80万円稼いだことがあるのですが、その際に、給与明細を見てびっくりしました。なんと所得税が約16万円。
日本は稼げば稼ぐほど税金をいっぱい持っていかれます。なので、月収100万円稼げたと言っても、かなりの税金を持っていかれることになります。
その為、地方で年収1000万円ならまだしも、色々とお金がかかる都心で年収1000万円だとそれほど裕福と感じないかもしれません。
地方はやっぱり家賃が都心と比べると安いですからね。以前、千葉に住んでいましたが、それでも地方よりちょっと高いかなと感じました。
千葉も広いので、どこに住むかで金額は大きく変わりますが。
そして、よく年収2000万円くらいから生活が変わるという話を聞きますが、どらくらいの手取りになるのでしょうかということで、ネットニュースに情報がありました。
普通の人では到底到達できない金額です。
年収2000万円の内4割は税金 贅沢三昧できぬ高給取りのため息 - ライブドアニュース
ちなみに、国税庁『令和元年民間給与実態統計調査』によると、会社員(給与所得者)は5970万1000人(令和元年平均)で平均年収は366万1000円。男性会社員の平均は年収449万1000円、女性会社員の平均年収は252万9000円とのことです。
年収300万円世帯って意外と多いのですよね。さらに正社員(正規雇用者)に限ると、2484万1010人で、平均年収は526万4000円。男性正社員の平均年収は573万2000人、女性正社員の平均年収は390万3000円とのことで、自分自身はどうでしょうか。
そして、都道府県「年収2,000万円超」高給取りの人数ですが、やっぱり東京が圧倒的に多いですね。人口から見ると、地方は1%未満であることがわかりますね。
【都道府県「年収2,000万円超」高給取りの人数】
1位「東京都」12万0493人
2位「神奈川県」4万0696人
3位「大阪府」3万1063人
4位「愛知県」3万0838人
5位「埼玉県」2万2432人
6位「千葉県」2万0070人
7位「兵庫県」1万9239人
8位「福岡県」1万3697人
9位「北海道」1万2346人
10位「京都府」8793人
出所:国税庁『令和元年統計年報』より作成
そして、年収2000万円の手取りは1200万~1300万円程度とあります。
このように所得税は累進課税で、年収があがればあがるほど税率が高くなる税金。年収2000万円程度であれば、手取りは1200万~1300万円程度。約4割は税金にとられてしまうイメージです。これだけ税金にとられるのだから、テンションが下がるのも無理のない話です。
しかも年収が高いと、そのステータスにふさわしい生活を余儀なくされます。住居費、子どもの教育費、交際費……年収が高くても、毎月の生活は苦しいという高給取りが多いのも事実。なかか贅沢三昧とはいきません。
高給取りは高給取りなりの苦労があります。
税金だけで4割とられて、さらに、色々と引かれると実質、半分くらいが使えるお金になるかもしれません。
また、給料が高いと、子供手当が満額もらえなかったり、色々と不遇な点もあるので、稼ぐとそれだけお金をとりますよということで、お金持ちは日本から離れてしまうのですよね。
2000万円なんてちょっと夢ですが、給料が安い会社、増えそうにない会社、将来性がなさそうな場合は早めに見切りをつけるのも一つです。
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