ESXiの仮想環境で仮想NICを追加した後に、netshでIP付与に失敗する事象がありました。通常の状態ではなく、ベアメタルリストア中の特殊な状態なのですが、そこで、ネットワーク コンポーネントとドライバーを初期化コマンドを使用することで、改善しました。
そのコマンドはこちらの情報が参考になります。
Wpeutil コマンド ライン オプション | Microsoft Docs
Windows PE ユーティリティ (Wpeutil) は、Windows PE セッション中にコマンドを実行できるコマンドラインツールです。 たとえば、Windows PE のシャットダウンや再起動、ファイアウォールの有効化と無効化、言語設定の設定、ネットワークの初期化などを行うことができます。
Wpeutil の構文は次のとおりです。
Wpeutil {command} [ 引数]
Wpeutil Shutdown
Wpeutil Enablefirewall
Wpeutil SetMuiLanguage de-DE
続いて、ネットワーク コンポーネントとドライバーを初期化コマンドは以下です。
nitializeNetwork [/NoWait] ネットワーク コンポーネントとドライバーを初期化して、ランダムに選択された値にコンピューター名を設定します。 /NoWaitオプションは、コンピューターが IP アドレスの取得を待機している時間をスキップします。 /NoWaitを使用しない場合、Windows PE は、WinPE セッションの読み込みを終了する前にアドレスの取得を待機します。 /NoWait は、DHCP を使用しない環境に役立ちます。 次に例を示します。nitializeNetwork [/NoWait] ネットワーク コンポーネントとドライバーを初期化して、ランダムに選択された値にコンピューター名を設定します。 /NoWaitオプションは、コンピューターが IP アドレスの取得を待機している時間をスキップします。 /NoWaitを使用しない場合、Windows PE は、WinPE セッションの読み込みを終了する前にアドレスの取得を待機します。 /NoWait は、DHCP を使用しない環境に役立ちます。 次に例を示します。
Wpeutil InitializeNetwork
wpeutil InitializeNetwork/NoWait