よろづやアンテナ

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ESXi DMZなどネットワークの接続不可の仮想マシンにデータを受け渡す方法

ESXi ネットワークの接続不可の仮想マシンにデータを受け渡す方法について考えてみました。

 

例えば、DMZ環境に配置する仮想マシンで、社内からアクセスできない場合、当然ながらデータを受け渡すことができません。

 

そこでいくつかの方法を紹介します。

 

・データをISO化して仮想マシンにマウントする

これはよく利用する方法になります。仮想マシンにわたしたいデータをISO化して仮想マシンコンソールからマウントすればデータを渡せます。

 

Windows10でISOファイルを作成した場合は、フリーソフトが便利です。

 

【無料】CD/DVDライティングのソフト一覧 - 窓の杜

 

BurnAware Freeはよく利用しているところを見ます。

 

「説明】

CD/DVD/Blu-ray Discに対応したシンプルなライティングソフト。CD、DVD、Blu-ray Discに対応しており、音楽CDやDVDビデオ、データディスク、ブートディスクが作成できる。ISOイメージの編集にも対応しており、ディスクからイメージを抽出したり、イメージをディスクへ書き込むこともできる。また、リードエラーをチェックするツールや、既存のディスクが正常に読み込めるかチェックする機能も備える。

 

 

ただISOマウントの場合は、仮想マシンからデータを渡すのが難しいので、USBなどが便利です。

 

・USBを利用してデータを受け渡し

USB パススルー デバイス追加でいけると思います。自分自身で実際にやったことはないですが、会社でやっている人がいたので。

 

こちらはVMwareの情報が参考になります。

ESXi ホストから仮想マシンへの USB デバイスの追加

 

【手順】

①インベントリで仮想マシンを右クリックし、[設定の編集] を選択します。
②[仮想ハードウェア] タブで、[新規デバイスを追加] ボタンをクリックします。
③ドロップダウン メニューから [ホストの USB デバイス] を選択します。
新しい USB デバイスが、仮想ハードウェア デバイス リストの下部に表示されます。
④[新規 USB デバイス] を展開して、追加するデバイスを選択します。
複数の USB デバイスを追加できますが、一度に追加できるデバイスは 1 つだけです。
⑤USB デバイスを接続したまま仮想マシンを移行する予定がない場合は、[vMotion をサポート] オプションを選択解除します。
このアクションによって移行に伴う複雑性が軽減され、パフォーマンスと安定性が向上します。
⑥[OK] をクリックします。

 

 

・受け渡し用の中継仮想マシンを作成する

中継用の仮想マシンを作成し、一時的にDMZなど、ネットワーク接続不可の場所にいる仮想マシンと通信できる状態にしてデータを受け渡す。

 

これもたまにやることがありますね。後は、ファイル受け渡しようのシステムを入れるかですね。ネットワーク分離などで導入しているケースが多いと思います。安全にデータを受け渡しできるのでおすすめです。費用はかかりますが。

 

以上となりますが、その他、いい方法があれば随時追加してきます。