VMware ESXi7 仮想マシンのバージョンアップの順番についての情報になります。仮想環境を新たに構築して移行作業を行った後に、仮想マシンのバージョンアップを実施することがあると思います。
その場合、仮想マシンのバージョンアップよりもVMware Toolsのバージョンアップが先に実施することが正しい手順となります。
その情報が書かれたKBがこちらです。
https://kb.vmware.com/s/article/1010675?lang=ja
ベンダーがサポートするopen-vm-toolsがゲストにインストールされているLinuxディストリビューションまたはFreeBSDリリースを実行しているゲストを除き、仮想ハードウェアをアップグレードする前にVMware Toolsをアップグレードしてくださいとあります。
確か、Linuxはyumでアップされたような記憶がありますが、これは別途確認しておきます。
続いて手順の抜粋です。
仮想ハードウェアをアップグレードする前に:
①仮想マシンのバックアップまたはスナップショットを作成します。
②VMware Tools をアップグレードします。VMware Tools をアップグレードする前に、Microsoft Windows 仮想マシン上で仮想ハードウェアをアップグレードすると、仮想マシンのネットワーク設定が失われる可能性があります。
③アクセスできない仮想ディスク、CD-ROM、ISOイメージなどがない状態で、仮想マシンが正常で使用可能であることを確認します。
④vSphere Client または vSphere Web Client から仮想マシンを選択し、サマリ タブをクリックして、仮想ハードウェアのバージョンを判別します。互換性 フィールドの VM バージョン ラベルに、仮想ハードウェアのバージョンが表示されます。
⑤vSphere Client を使用している場合、9以上のハードウェアバージョンはサポートされていません。
単一の仮想マシンのバージョンアップ
①vSphere Client または vSphere Web Client を起動して、vCenter Server にログインします。
②仮想マシンをパワーオフします。
③仮想マシンを右クリックして、メニュー オプションを選択して仮想ハードウェアをアップグレードします。
vSphere Client の場合、オプションは 仮想ハードウェアのアップグレード です。
vSphere Web Client の場合、オプションは 互換性 > VM 互換性のアップグレード です。
仮想ハードウェアは、サポートされている最新のバージョンにアップグレードされます。
注: 仮想ハードウェアのアップグレード または VM 互換性のアップグレード オプションは、仮想マシンの仮想ハードウェアが、サポートされている最新のバージョンでない場合にだけ表示されます。
はい をクリックして、仮想ハードウェアのアップグレードを続行します。
仮想マシンをパワーオンします。
注: 仮想マシンに Microsoft Windows ゲスト OS がある場合、このオペレーティング システムによって新しいデバイスの検出、デバイスの構成が行われ、ゲスト OS を再起動するように指示されます。不明なデバイスが認識された場合は、デバイスを手動で構成するようにオペレーティングシステムから指示されます。
④Windows ゲスト OS の場合、ゲスト OS を再起動して変更を反映させます。
③仮想マシンをパワーオンします。
注: 仮想マシンに Microsoft Windows ゲスト OS がある場合、このオペレーティング システムによって新しいデバイスの検出、デバイスの構成が行われ、ゲスト OS を再起動するように指示されます。不明なデバイスが認識された場合は、デバイスを手動で構成するようにオペレーティングシステムから指示されます。
⑥Windows ゲスト OS の場合、ゲスト OS を再起動して変更を反映させます。
KBにもある通り、新機能が必須、必要でない場合は、必ずしもバージョンアップは必要ではないので、状況に合わせて実施してください。
![]() |
ロジクール ワイヤレスマウス 無線 マウスM185RD 小型 電池寿命最大12ケ月 M185 レッド 国内正規品 3年間無償保証 |