地方へ移住するって魅力的なのか、それともデメリットなのか。これは人によって大きく変わると思います。ただ田舎へ移住したいというのは危険を伴う可能性があります。
例えば、嫁の友達が東京で出会った彼氏と結婚をして、地方へUターンしてきました。彼氏からすると田舎暮らしは初めて。
結果、彼氏はうつ病になってしまいました。理由は環境の変化と、友達のいないことです。仕事やプライベートが楽しめなかったのでしょう。
結果、自殺未遂までしてしまう状態に。田舎ってゆったりしているからいいというのは安直すぎるのかもしれません。
そして、彼氏の田舎へ地方移住でIターンしたら仕事、友達がいない現実があるので注意が必要というニュース記事があります。元記事はこちら。
35歳から地方移住ってどう?彼氏の田舎へのIターンで知った現実
近年、IターンやUターンで田舎に住むことに憧れる人も多くいますが、実際にはいいところも大変なところもあるようです。35歳の頃に、東京から離れて彼氏の住む長野へ追いかけて行ったKさん(42歳)。長年住んだ東京とは違い、また自分にとっては知り合いのいない町で暮らす選択をしたのは大きな決断だったはずです。詳しく聞いてみました。
これから田舎へ移住を決めている方は参考になるのではないでしょうか。
◆相手はしっかり見極めるべし!
移住を決める前に、実際に住んでみることは大切だと思います。地方って中心部から離れると田舎度が全然変わってきますからね。私の父親の実家は島根ですが、駅周辺はまだ住めますが、駅から離れると、山しかありません。車がないと100%暮らしていけません。すごい場所です。
「泊まりがけで数日いると、絶対に、旦那の家族だけではなく、地元の友だちなんかを紹介されますよね。そこで、私の知らない旦那の過去や地元での立ち位置を見るんです」(以下、コメントはKさん)。「もし、クソヤンキーだったり、変にパシリ扱いされてたらもう最悪ですよね(笑)」。旦那さんは、適度に先輩や後輩など友だちが多く、女性の友だちが少ないことにほっとしたと話してました。 そんな生活が2年ほど続いた後に、「ここなら住める」と決心したようです。
この女性はかなりしたたかみたいですね。人間関係までチェックしていたそうです。
◆仕事が少ない!こだわりを持たずとにかくやるしか…
Kさんは学生時代は設計について学んでいました。卒業後、不動産関係で設計の部署に配属されましたが、その後、異動が多く、最終的には畑違いの部署になりました。「正社員だったのはその頃だけで、結構、若い時に仕事に対する希望を捨てていたので、その会社を辞めてからは、派遣とかを繰り返して資格をやたら取ることをしていましたね」
こだわりがなかったからか、田舎に移住してからは何でもやってみたが、パートやアルバイト一つとっても1日5時間程度の仕事しかなかったそうで、田舎で定職を見つけることの大変さを痛感したとのこと。これは間違いないでしょう。
彼女が入籍自体が遅かったのは、安定した定職を得てからと考えていたためだったそうです。
「田舎なんで、生活基盤がちゃんとしてるというのを見せないとなかなか体裁悪いですよね。39歳でようやくパートから正社員になったので籍を入れました。まあ、その後に解雇されましたけどね(笑)」
田舎によりますが、仕事がないことは想定していたほうがいいでしょうね。
◆子どもがいないと友だちも減少。料理SNSで友達作り
「自分たちは子どもも特に欲しいとは思っていなくて、だから余計に友だちもできなかったですね」職場は解雇になってから、仕事探しをしながら1年経ってしまいました。確かに知らない土地に来て、職も失ってからは、ママ友を作るという道もなければ、新しい出会いなどはまったくありません。「旦那の友だちはほとんど男性だし、何かイベントごとでもない限りは新しい知り合いができないので、できるだけ近所でマルシェのイベントやマクロビのワークショップがあったら参加するようにしています」
女性が新居地で友達を作るのはママ友とか職場くらいでしょうけれど、中々大変でしょうね。ただ、これは地方とか都会とかはあまり関係ない気がしますが。
と、田舎へ移住する際には仕事がないことは意識しておくことが重要です。後、ここには書かれていませんが、周辺施設も重要です。例えば都会や中心部に住んでいると、スーパーやコンビニまで数分で行けるということがあるかもしれませんが、田舎だと車がないとダメということもありますからね。
まずは、自分が想像している地方のレベルを超えているかどうかは重要です。その為、書かれている通り、まずはそのあたりで試しに過ごしてみることも肝心ですね。本気で移住すると簡単には戻れませんから。
特に都心で暮らしていた人は地方の田舎は相当苦痛に感じるでしょう。