以前、会社でWindowsのファイルサーバーをESXiのストレージとして設定していることを見たことがあります。まずそういった構成ってあんまり見かけないと思います。基本は、ストレージを購入してESXiのデータストアとして利用するケースが多いと思いますが、お金をかけたくない場合は、そういった構成もできます。
その際に、ESXiから接続するために、WindowsサーバーをNFSサーバとして構築していました。ちなみに、Windows Server 2016をNFSサーバとして利用する場合は、機能と役割から役割を追加してあげることで利用することができるようになります。
同様にNFSクライアントとして利用したい場合は、機能を追加することで利用することができます。
つまり、WindowsでNFSサーバ、クライアントを利用することができるようになります。これにより、LinuxのNFSサーバ、およびWindowsNFSサーバを構築することで、WindowsとLinuxで相互接続することができるようになります。
NFS以外にもSMBもプロトコルとして利用することができます。
個人的にはサイズの大きいファイルはSMBのほうが速度が出る印象があります。小さい細かいファイルはNFSに軍配があがると思います。用途に応じて使い分けるといいと思います。
そして、WindowsのNFSクライアントからNFSサーバに対してマウントする際のコマンドは以下になります。
> mount [NFSサーバのIPアドレス]:/[共有名] [ドライブレター]:\
もう一つタイトルにもありますが、net useコマンドと同様にこのコマンドで割り当てた場合は、ユーザー単位になります。システム単位にはならないので、別のユーザーでログオンした場合は、マウントしたフォルダは参照できません。
このあたりは、図つきで別途詳細を説明したいと思います。
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