よろづやアンテナ

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vCenter6,7 オンラインの仮想マシンの同時クローン可能数

vSphere6、そして新しくリリースされたvSphere7に関する情報です。

 

以前、vCenterサーバにて、オンラインの仮想マシンの同時クローン可能数について実際にオンライン中のサーバに対してクローンを実行し、同じ仮想マシンで再び、同時並行でクローンを作成しようとすると、項目がグレーアウトされていて、同時にクローンすることはできませんでした。


おそらく仕様なんだと思いますが、オンライン中と停止状態では違うかもしれませんが、今回はオンラインの仮想マシンに対して、同一仮想マシンから並行でクローンを実行できるかの確認です。


ただ、同じ仮想マシンからクローンを並列で実行したいときってあんまりないと思いますが、例えば、WEBサーバがいて、急遽同一構成のサーバーを2台作りたいなんて時に、クローンが役立ちます。


Windowsの場合はSIDの問題が発生しますが、Linux系のサーバーはあまり意識せずに展開できます。システムによってはUUIDの重複が影響することがあるかもしれませんが。


また、vCenterの同時移行の制限については以下の公式サイトの情報が参考にないますので、リンクを載せておきます。

 

 

以下は、vSphere7の情報になります。

https://docs.vmware.com/jp/VMware-vSphere/7.0/com.vmware.vsphere.vcenterhost.doc/GUID-25EA5833-03B5-4EDD-A167-87578B8009B3.html

 

vMotion での移行に関するネットワーク制限については、ネットワークの帯域で値がでています。

 

1GigEで4台

10GigEで8台

 

データストア制限は vMotion および Storage vMotion での移行に適用されるそうです。ストレージvMotionも一斉に実行したことがありますが、ディスクサイズによって完了する時間はまちまちですが、同時に4台とか実行したことがあります。

 

ホスト制限
ホスト制限は、vMotion、Storage vMotion での移行に加え、クローン作成、デプロイ、およびコールド移行などその他のプロビジョニング処理に適用されます。すべてのホストで、1 ホストあたりの最大コストは 8 になります。たとえば、1 台の ESXi 5.0 ホストで、Storage vMotion 操作を 2 つ、または Storage vMotion 操作を 1 つと vMotion 操作を 4 つ実行できます。

 

ホスト制限というところが参考になると思います。ちゃんと見ないと計算しにくいですが、参考にしてみてください。