ITよろづや

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Windows10でiPerf3を使用したネットワークの帯域、スループット調査方法

これまでネットワークエンジニアとして、帯域の調査をすることがよくありましたが、最近はサーバー基盤が10GBの太い帯域で構成されることが多いので、ネットワークのスループットが問題になることが少なくなってきました。

 

ただ、初めて10GのNICを実装した仮想化基盤サーバを実装した時は、しっかりと帯域が出るか確認する必要があり、帯域を調査できるツールを整理しました。

 

これまで使ったことがあるツールと言えば、netmiがありますが、GUIで使いやすくていいのですが、ログを採りやすいのでコマンドで出力できるツールを探していて、知り合いのエンジニアに教えてもらいました。


以前は、100Mの細い帯域を奪い合いみたいにパケットが飛び交う時代がありましたらからね。正しく構成していれば、利用用途毎に帯域やネットワークを分けることで、効率よく通信を行うこともできますし、お互いに影響を与えないようにすることもできます。


さて、以前、はじめてサーバー仮想化基盤で10GBのネットワークを準備したこともあり、帯域測定で使用したのがiperfです。


ちょうど自宅の無線LANを入れ替えたこともあり、旧無線APと新無線AP間でどれくらい速度の差ができるか調査してみたくなったので、iperfを使う事にしました。自宅のパソコンがWindows10とWindows7なので、それぞれに対応したiperfのダウンロードを行います。

 


ダウンロード先はこちら。

★iPerf - The ultimate speed test tool for TCP, UDP and SCTP
Test the limits of your network + Internet neutrality test

iPerf - Download iPerf3 and original iPerf pre-compiled binaries 

 

 

これだけ種類があります。Windows版は「Download iPerf for Windows」を選択します。

Download iPerf for Windows
Download iPerf3 for Android
Download iPerf3 for iPhone / iPad
Download iPerf3 for Apple macOS
Download iPerf for Ubuntu / Debian / Mint
Download iPerf for Fedora / Red Hat / CentOS
Download iPerf for openSUSE
Download iPerf for Arch Linux
Download iPerf for FreeBSD


今回、チェックしたタイミングでは、最新バージョンは「iPerf 3.1.3」です。

Windows 64 bits compiled by Vivien Guéant. (sha256)
iPerf 3.1.3 (8 jun 2016 - 1.3 MiB for Windows Vista 64bits to Windows 10 64bits)
iPerf 3.1.2 (1 fev 2016 - 1.3 MiB for Windows Vista 64bits to Windows 10 64bits)
iPerf 3.0.12 (8 jun 2016 - 1.3 MiB for Windows Vista 64bits to Windows 10 64bits)
iPerf 3.0.11 (9 jan 2015 - 1.3 MiB for Windows Vista 64bits to Windows 10 64bits)
iPerf 2.0.9 (6 jun 2016 - 1.7 MiB for Windows Vista 64bits to Windows 10 64bits)
iPerf 2.0.8b (17 sep 2015 - 1.6 MiB for Windows Vista 64bits to Windows 10 64bits)


我が家は10も7もどちらも64bitなので、同じものを使いました。


圧縮されているので、解凍して使用します。フォルダーの中身はこんな感じです。

C:\iperf-3.1.3-win64ディレクト
2016/04/21 22:14 3,539,372 cygwin1.dll
2016/06/09 10:30 468,748 iperf3.exe


コマンドプロンプトを起動して、「cd」コマンドでカレントディレクトリを「iperf3.exe」が配置されたディレクトリに移動して実行すると簡単に使用できます。※Windowsはフォルダのほうが分かりやすいですね。


下準備として、同じものをWindows10とwindows7の任意の場所に配置しておきます。

①解凍済みのiperfをWindows10とwindows7の任意の場所に配置

コマンドプロンプトを起動し、iperfを格納したフォルダへカレントディレクトリを移動

# cd <iperf.exeのあるフォルダ>

③サーバとクライアントの役割を決めます。

サーバ側は以下のコマンドを実行します。「-s」がサーバーモードになります。

# iperf3.exe -s
-----------------------------------------------------------
Server listening on 5201
-----------------------------------------------------------

続いて、クライアント側で以下のコマンド(iperf3.exe -c <serverのIPアドレス>)を実行します。※「-c」がクライアントモードを指定になります。


C:\iperf-3.1.3-win64>iperf3.exe -c 192.168.xx.x
Connecting to host 192.168.xx.xx, port 5201
[ 4] local 192.168.xx.xx port 53377 connected to 192.168.xx.xx port 5201
[ ID] Interval Transfer Bandwidth
[ 4] 0.00-1.00 sec 4.50 MBytes 37.7 Mbits/sec
[ 4] 1.00-2.00 sec 4.62 MBytes 38.8 Mbits/sec
[ 4] 2.00-3.00 sec 4.38 MBytes 36.7 Mbits/sec
[ 4] 3.00-4.00 sec 4.50 MBytes 37.8 Mbits/sec
[ 4] 4.00-5.00 sec 4.62 MBytes 38.8 Mbits/sec
[ 4] 5.00-6.00 sec 4.75 MBytes 39.9 Mbits/sec
[ 4] 6.00-7.00 sec 4.50 MBytes 37.8 Mbits/sec
[ 4] 7.00-8.00 sec 4.62 MBytes 38.8 Mbits/sec
[ 4] 8.00-9.00 sec 4.88 MBytes 40.9 Mbits/sec
[ 4] 9.00-10.00 sec 5.12 MBytes 43.0 Mbits/sec
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
[ ID] Interval Transfer Bandwidth
[ 4] 0.00-10.00 sec 46.5 MBytes 39.0 Mbits/sec sender
[ 4] 0.00-10.00 sec 46.5 MBytes 39.0 Mbits/sec receiver


無線経由ですが、約40MBほど帯域があることがわかります。性能のいいもの(無線AP)を買ったんですが、意外と帯域がでないですね。ただ、5GHz帯で試したら200MB近く出たので、やっぱり5GHz帯のほうが圧倒的に速度がでますね。


また、意外と便利なのが、iperfって10GBの速度でも調査ができるので、きちんと帯域がでているかの確認でも使えて便利です。

 

帯域調査って最近は実施することが減っているかもしれませんが、ちょっとした調査で便利なので活用してみてください。