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時計じかけのオレンジ ネタバレレビュー スタンリー・キューブリック監督の傑作



先日、以前から気になっていた時計じかけのオレンジをhuluで視聴しました。



というのも、私は洋画が結構好きで、以前はよくGEOやTSUTAYAに行ってたのですが、最近は忙しくて行けず。。。



以前よく通っていた近所のTSUTAYAで「時計じかけのオレンジ」が店員のおススメで書かれていたのですが、本数が少ないのと、レンタルされている事が多くてレンタルするタイミングがなったからなんです。



それがhuluで視聴できることを知り、早速試聴してみました。※一部ネタバレもあるので、ご注意ください。



内容は結構過激な内容で、近未来を舞台になっていて、毎日のように暴力、犯罪に明け暮れていた不良グループの首領アレックスは、ある事件で仲間に裏切られ、投獄させられてしまう。



そこで彼は、攻撃性を絶つ洗脳の実験台に立たされるというストーリなんですが、内容が少し過激なので、R18とかになるんでしょうか。



ただ、試聴して思ったのですが、最近の映画は結構過激な作品が増えているので、それほど過激とは感じませんでした。作品が登場した当時1971年の作品だと考えると結構、革命的な作品だったのかもしれません。


 

また、本作品は「2001年宇宙の旅」と並んで、スタンリー・キューブリック監督の代表作の一つであると言えると思います。

 




よく言われるのが、作品の伝えたい事が分からないと言わる事が多い本作。



私も一度試聴しただけだと、作品の意図は理解できませんでしたが、本作が主張する犯罪と社会への主張は感じる事ができました。



アレックスは犯罪の罪を償う必要があります。そこに、犯罪を起こさせない為に洗脳をかけられます。



この洗脳は、政治家が自らの利益の為に、犯罪をなくす社会を掲げて、アレックスに洗脳実験にかけるのです。


 

アレックスは、洗脳実験により、犯罪は悪い事だと洗脳され、犯罪にかかわる行為をしようとすると強烈な吐き気がでるようになり、大好きなベートーベンの第九さえもその要因の一つになります。



結果、彼は刑務所から無事釈放されますが、代わりに様々なものを失います。

 




仲間、家族、大好きなベートーベンの第九、ペット、その代償は計り知れません。



そして、政府は自らの利権の為に、彼を利用し続けようとします。



そして、皮肉にも犯罪仲間は、警察官になります。こういったシーンからも社会への皮肉が描かれているのはないかと思います。



作品は過激なのですが、少しポップに思えるのも、スタンリー・キューブリック監督も手腕のなせる技なのでしょう。



また、この作品のすごいところだと思うのですが、主人公のアレックスが最初のイメージと全く変わるという事です。物語の終わりには、むしろ情が入り、いいやつに思えてきます。



その為、終盤の様々なトラブルに対して、同情してしまっていました。これは彼の演技や存在がこの作品にマッチしたからだと思います。本人は、この作品をしばらく好きになれなかったと言っています。今は、この作品に感謝しているようですが。



人は、過ちや犯罪を犯すことがあります。しかし人は変わる事もできます。その人たちを社会や私たちはどうとらえていかなくてはならないのか?それを深く考えさせられる作品でした。



その他の、スタンリー・キューブリック監督作品も見てみたい!と思わせてくれる良作でした。※過激なシーンが登場しますので、苦手な方や、未成年の試聴は避けた方がいいと思います。