Hyper-V 別ボリュームの仮想ディスク構成の仮想マシンエクスポート、インポートの動作についてです。Hyper-Vは仮想マシンの仮想ディスクのフォルダの場所を自由に設定できますが、仮に違うドライブ、ボリュームに仮想ディスクを配置した場合に、仮想マシンのエクスポート、インポートした場合にどういった動きをするかを説明します。
まずエクスポート時には、複数VHDXファイルがある場合に、どれをエクスポートするか選べません。つまり、データサイズが大きいとエクスポートに時間がかかります。
例えば、データ領域に500GBあるとかなりの時間がかかる計算になります。またエクスポートすると、複数仮想ディスクがある場合は、同じフォルダ内に複数のVHDXファイルが作成されます。
そして、インポートする場合です。インポートする場合は、同様に個別でVHDXファイルを指定できないので、元々ボリュームやドライブを分けて配置していても結果的に同じフォルダに配置されます。
後から変更することは可能かと思いますが、設計的に分けるようにしていてもエクスポート、インポートで結果、同じドライブに統合されるので、エクスポート、インポートをバックアップ、リストアとして使う場合は検討しておいたほうがいいかもしれませんね。