よろづやアンテナ

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Windows10でPowerShellのバージョンを確認するコマンド

自宅でPowerShellの動作検証をしようと思って、バージョンによって使えるコマンドが違うということで確認をしてみました。基本的に自宅のWindows10は簡易の検証環境になっていて、VMware Playerを入れてサーバをたてて検証などをしています。プライベートでも使っていて8GBメモリしかないので、あんまりサーバを起動できませんが、意外と便利です。

 

話を戻して、まずはバージョンの確認から行うことに。


そこでWindows10でPowerShellのバージョンを確認するコマンドになります。そのコマンドはこちら

 

> $PSVersionTable

 

以下は実行結果です。

 

PS C:\Users\test> $PSVersionTable

Name Value
---- -----
PSVersion 5.1.18362.145
PSEdition Desktop
PSCompatibleVersions {1.0, 2.0, 3.0, 4.0...}
BuildVersion 10.0.18362.145
CLRVersion 4.0.30319.42000
WSManStackVersion 3.0
PSRemotingProtocolVersion 2.3
SerializationVersion 1.1.0.1

 

 

こちらのコマンドでも確認できます。

 

> $HOST.Version

 

以下は実行結果です。メジャーバージョンが5であることがわかりますね。

 

PS C:\Users\test> $HOST.Version

Major Minor Build Revision
----- ----- ----- --------
5 1 18362 145

 

バージョンはサーバでも使えて、どのコマンドが対応しているかなどの確認で重要になるので、実行環境をチェックする際に便利です。PowerShellはバージョンによってコマンドの使い方が替わることがあるので、サーバーリプレイス時などは、同じスクリプトが使えるかは事前に確認したほうがいいですね。