よろづやアンテナ

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システムエンジニア(サラリーマン)の鬱予防法!うつは自分自身が作る病気です

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システムエンジニアをしていてよくある病気の一つが「鬱(うつ)」です。


システムエンジニアの仕事をしている人なら、おそらく周りに鬱になった人を実際に見た、もしくは聞いたことがあるという人は多いのではないでしょうか。もしくは、自分自身が鬱の診断をされた事がある方。


実は、かくいう私も鬱になりかけた事がありました。しかも、悩み過ぎて円形脱毛症になりました。


ここから地獄の日々が始まるわけですが、頭に500円玉くらいのハゲができてから、症状はさらに悪化していくことになります。結果、投薬治療もしていた時期がありますが、今は回復して仕事を楽しめるほどになりました。


ただ、そこから抜け出す間は、相当辛くて、仕事に行くだけでも大変という事がありました。そして、症状がひどくなると、他人の視線も怖くなり、他者視線恐怖症になってしまいました。


他者視線恐怖症になると、電車で対面にいる人の視線が怖く感じたり、仕事で対面の人の視線が気になって仕事が手に付かなかったり、もう一生治らないんじゃないかと思うくらい、恐怖の毎日でした。


では、どうやって脱出したかというと、「自分自身を変えた事」で楽になりました。


むしろ、自分自身が変わらなければ、おそらくもっと症状が悪化し、仕事ができないレベルになって家庭はひどい状態になっていたでしょう。そう、ドラクエで言うと、HPやMPが表示されているバーが黄色い状態です。瀕死状態でした。


負のスパイラルはいったん走り出すと止まりません。


私も薬漬けの日々から抜け出すのに、2年ほどかかってしまいました。


それも相当苦労しての2年です。まさに、日々、自分との闘いでした。おそらく人によっては、症状が重い場合、そこから抜け出せないまま時間だけ過ぎる人もいます。


その為、大切なのは症状が悪化する前に、自分を変える努力をする事をお勧めします。


では、どういった人が鬱になりやすいかと言うと、一人で悩みこんだり、真面目過ぎる人がなりやすいです。


私も性格がよく真面目を言われていて、仕事の責任はすべて負うくらいのつもりでやっていました。


結果、仕事でうまく行かない事は自分のせいだと思い込み、それがまわりに申し訳ないと考えるようになり、自分を攻撃し始めました。


そして、自分はダメだと言い聞かせるうちに、段々とその思い込みが深刻になり、周りから常に「こいつはダメだ!」とか「こいつのせいで仕事がうまくいかない」とか思っていると勝手に感じるようになったのです。


そして、結果、人から見られるのが怖くなり、その恐怖から逃げる為に、薬とアルコールに逃げてしまいました。


結果、円形脱毛症ができ、仕事も転職しました。


私がそこから抜け出せるようになったのは、私を変えてくれた恩人がいるからです。

 



人は人に救われているんだと痛感する事ができました。そして、具体的に自分を変える方法とは、、、”楽観的になる事”です。


なぜ、楽観的になれるようになったかというと、自分より仕事ができない奴が平気な態度をしていたことでした。


そいつが無責任な仕事をしているのに、自分が真面目に考えてこんなに苦労しているのがバカバカしくなったのです。


真面目というのは悪い事ではありませんが、度が過ぎると自分自身を攻撃してしまいます。


そして、ひどい場合、仕事のトラブルやミスなどをきっかけに精神病にかかってしまうのです。


その為、今は以前の完璧主義を捨て、90点でOKという考え方に変えました。そうする事で、一気に心が楽になりましたし、仕事が逆にうまく回るようになりました。


一度、心の病が発症すると、完治するまでとても大変なので、考え過ぎの傾向がある人は、少し楽観的に物事を捉える事をお勧めします。

 

マンガでわかるうつ病のリアル