最近、久しぶりにある症状に悩まされました。それは、視線恐怖症です。もともと、軽いうつ病みたいな症状からかつて発症したんですが、久しぶりに発症しかけてかなり焦りました。これが再発したら仕事どろこではなくなります。
では、何が原因だったのかというと、コーヒーでした。朝にコーヒーを飲んで発症し、だんだん、体調もおかしくなってきて、ピークは15時くらいでした。周りに人が集まり、冷や汗がでてきました。そして、視線に敏感になっていきました。
その後、水分補給をしたら夕方には回復したんですが、正直、焦りました。そして、翌日からはコーヒーを飲まないようにしたら、症状がでなくなりました。
では、、、過去に残した記事も含めて、この症状の怖さも紹介していきたいと思います。
実は私は、かつて「他者視線恐怖症」で悩まされていました。最初はどうでもいい事から始まったのだと思います。
病気が発症した時は、システムエンジニアの仕事がうまくいかず、自社の上司からパワハラを受け、ストレスがピークの頃でした。ストレスを心の中に溜める事を続けていると、いつしか、自分自身を責めるようになっていました。
「これが失敗したのは自分のせい」
「仕事がうまくいかないのは自分のせい」
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これを繰り返していくうちに、周りの人が自分自身を責めているように感じるようになりました。
「おまえなんかいらないよ!」
「本当に使えないやつだな」
etc
こういう事を妄想するようになってから、周りの目や態度がだんだん気になるようになりました。そして、この状態を続けていると、段々、周りににらまれているように感じるようになりました。
結果、人の視線がだんだん怖くなるようになったのです。そして、気付いたら、他者視線恐怖症になっていました。もう、人の視線が気になってしょうがないのです。仕事が全く手につきません。
酷い時は、視線が気になって、手に汗がにじみ出て、その場にいられないくらいになりました。
それを解消する為に、お酒を大量に飲むようになりました。お酒の力を借りて、二日酔でぼーっとした状態で仕事をしている時は、視線が若干、怖くなくなりました。
しかし、そんな無茶な状態を続けていると、体の調子自体が悪くなりました。結果、本格的に精神が参ってしまいました。そして、その結果、円形脱毛症ができてしまうのです。
仕事が全く手につかず、視線ばかり気になる日々。もう限界を感じて、会社を辞めて職場から離れました。職場を離れれば、この病気も治ると思っていましたが、その考えも甘かった事に気が付きます。
仕事で関東に戻り、ふと電車に乗ると、目の前の人の視線が気になる。
もう、「パブロフの犬」状態です。いついかなる時も人の視線が気になるのです。自分が好きな人の視線すら気になってしまうのです。
ちなみに、この病気は色々と複雑で、同じような病気でも種類が色々とあります。
>>視線恐怖症 - wiki
●自己視線恐怖症自分の視線が相手(第三者)に対して、不快感を与えるのではないか、と考える症状である。これは対人恐怖症の範疇である[1]。
●他者視線恐怖症人の視線を極度に恐れる症状である。
●正視恐怖症人と距離が近いときに、目を合わせることに恐怖を抱く症状である。
●脇見恐怖症視界に人が入ってくるだけで、その人に対して、何かしらの信号のようなものを送っていると考える症状である。特定の対象や状況を恐れる場合には特定の恐怖症である。
もう、平常心を保つだけで精いっぱい。最もひどい時は、家族の視線すら気になっていた時期があります。しかし、今は、完治しています。ちなみに、今思えば、あのまま悩み続けたらもしかしたら統合失調症とかになっていた可能性もあります。嫁曰く、一番精神的に病んでいた頃は、ため息をついたり、ひとり言がひどかったそうです。まさに、統合失調症が発生するギリギリだったかもしれません。
その為、この病気は本当に辛いことである事を知る必要がありますので、一番重要なのは、鬱病と一緒で、発症を予防することです。一度発症すると、回復まで時間がかかりますし、何より、再発する可能性もあります。
では、視線恐怖症はどらくらいの期間で完治するのか?と思うかもしれません。これは人によって、症状によって様々だと思いますが、想像以上に回復に時間がかかります。
当時は、永遠に完治しないのではないかと思いましたが、今はほぼ、完治しています。
実際に病気を発症したのは、2008年ごろです。そして、完治したと感じたのは、2012年。つまり、4年もの間、私は他人の視線に恐怖を感じながら仕事をしていました。
そして、視線恐怖症が原因で、500円玉くらいの円形脱毛症もできました。今振り返ると、あのころは、本当につらかったです。下手したら自殺とかしていたかもしれません。
それが、今は人生に目標を持ち、楽しく生きています。これもすべて、人生に対する考え方が変わったからだと思います。
その人生に対する考え方が変わった点とは、楽観的になった事です。以前は、仕事のミスがあると、自分を責めていました。その為、仕事のストレスがドンドンたまり、さらに、ミスをするとほんきで凹んでしました。
今は、本気で仕事をしていたら、ミスをするのが人間だと思っています。人間は100%なんてありえないと思っています。あのNASAですら、100%ではなく、99.99999・・・%を目指すという内容を見たことがあります。
部下に100%を求める上司は、部下にストレスを与えているのです。私は人生を楽観的にとらえる事ができるようになってから、ストレスが一気になくなりました。
人生は辛いだけだとしたら、生きている価値はありません。辛い事だけでなく、楽しい事もあるから、人生は素晴らしいものになります。まず、回復までものすごい時間がかかること。それを理解しておく必要があります。
後、鬱病もこの病気も、真面目な人ほどなりやすいです。その為、真面目に考えすぎないことも大切と言えます。特にこの病気は日本人に多いのも、真面目過ぎる性質が表しているかもしれないですね。
珈琲はカフェインがたくさん入っていて、覚醒効果があるのは有名な話です。眠たい時とか、仕事をこれから頑張りたい時に飲むことがあります。
私の場合、いくつかの悪しき習慣を直せずにいるのですが、その一つが”コーヒー”を飲むことです。
実は、以前から症状が出ているのですが、コーヒーを大量に飲むと、少しフラフラするのです。一杯くらいならそれほど症状に出ないのですが、一日に2杯以上飲むと、軽い目まい、動悸がするようになり、少し情緒不安定になります。
つまり、体に合っていないのです。おそらく、カフェインアレルギーなのかもしれません。しかし、コーヒー自体は大好きで、カフェインの刺激がたまらないのか、朝一番に、目覚めの一杯として必ずコーヒーを飲んでしまいます。
効果があるのか分かりませんが、コーヒーを飲むと気持ちがシャキッとして、気合が入るのです。
実際、コーヒーは飲み過ぎると体に害があると言われており、コーヒーの大量摂取でカフェイン中毒になると、様々な副作用(不眠、めまい、吐き気)が引き起こされます。さらに、自律神経にも影響があり、人によっては不安な気持ちになる事もあるそう。
そして、今回、コーヒーを飲むことによって、不安感が出てきて、さらに、冷や汗も出てきました。さらにその延長線上で、視線恐怖症のような症状がでました。また、コーヒーを飲むのを止めたらこの症状がでなくなりました。つまり、カフェインの採り過ぎが原因であると考えるようになりました。
すべての人がコーヒーが原因でこういった症状がでるとは思いませんが、実際に、私のような症状がでる場合は、コーヒーを飲むのを止めた方がいいと思います。
コーヒーを飲むと、カフェインの効果で脳や体を働かせる神経が活発になり、その結果、自律神経失調症やうつ状態の方は、症状が悪化する事があるようです。つまり、合わない人は、飲むのを止めた方がいいわけですね。どんな食べ物にも言えますが、アレルギーだってあるし、合わないものもあります。
お酒が飲めない人もいるし、コーヒーが合わない人もいます。その為、コーヒーを飲むとなんか体調がおかしくなると思う方は、飲むのを止めた方がいいと思います。特に、こんな症状が出る方は注意です。
・めまいがする
・動悸がする
・冷や汗が急に出てくる
・不安になる
・人の視線が気になる
では、コーヒーも含めてカフェインが多い飲み物は何があるのかというと、以下に代表的なカフェインを含む飲み物を紹介します。
実はコーヒー以外にもカフェインが多い飲み物が意外と多い事に気付きます。その為、先に挙げたような症状がでる場合は、カフェインを含む飲み物を飲まないことをオススメします。
ちなみに、どうしてもコーヒーを飲みたい場合は、カフェインレスの珈琲もあります。
珈琲が好きでどうしても止められない人もいると思いますので、その場合は、カフェインレスの珈琲がオススメです。後、お茶で言えば、ルイボスティもいいですね。ちなみに、ルイボスティは健康、美容効果も高いのでオススメです。
そして、慢性的になった他者視線恐怖症をなぜ完治できたのか。