いい人財が集まる会社の採用の思考法に納得 点ではなく線の考えが重要です。これ意外とできないのではないでしょうか。
私は派遣会社に勤めることが多いですが、その分、色んな人の出入りを観てきましたが、いい人材は成長する為に悪い環境にとどまらないですからね。
逆に居心地のいい人材はそこにとどまろうとしますし。最近でも思いますが、いい人材が抜けるのには理由があります。後、日本の雇用制度にも問題があるのかもしれませんが。
一度入ったら定年までというのが日本の仕組みとしてよくない気がしますね。能力のある人が表に出ないので。
ということでとても参考になったのがこちらの記事。
採用は必ず、「“いま”から未来へと続く『線』で考えなければならないというのです。なぜなら、事業は「点」ではなく「線」だから。そして、組織に「面」で影響が出るのが採用。
もちろん、よい影響もあれば、悪い影響もあるでしょう。悪い影響の場合、組織に対して非常に大きなストレスを与えることになります。
それは、採用さえしなければ存在しなかったストレスです。
資源が限られている以上、かけるべきコストは分配しなければなりません。時間、費用、人的労力は、プラスのリターンを生み出すためのコストであるべき。
採用を失敗した場合には、時間も費用も人的労力も、コストとして本来かけるべき方向に費やすことができないわけです。
それは、本来得られるはずだったリターンを奪われることになるということ。
しかし、採用活動の場合はそうはなりません。たとえば、「今回のAさんの採用、ダメだったね」と済ますわけにはいかない話だということです。
ましてや、ダメだったからと簡単に辞めさせることもできません。
そして、もし採用を間違えると、「点」だけでなく、「線」だけでもなく、「面」の単位で組織に大きな影響が出てしまうことになると著者はいうのです。(47ページより)
著者は本書において、あえて「人材」ではなく「人財」と表記しています。企業にとって社員とは、財産のように重要な存在であるという意味が込められているのだそうです。
たしかに、「財産となる人」の価値を自社でどう最大化できるかが、企業にとっての重要なテーマなのではないでしょうか?https://news.livedoor.com/article/detail/17169346/
人材は財産なんですよね。つまり一緒に会社と組織と育てていくことが大切ですし、やる気がでてくる組織づくりも大切です。
ある企業はダメ社員を切って有能な社員だけにしたら、大きく成長したそうです。ダメな社員はマイナスが多い事を知る必要があります。能力主義に日本もなったほうがいい気がしますけどね。
【内容項目】※一部抜粋
◎いい採用ができない会社の5つの理由
◎採用が下手な会社ほど、「即戦力」「コミュニケーション能力」を求める
◎「人財」ではなく、「人手」の採用は、組織を疲弊させる
◎「誰を採用するか」以上に大切なのは、「誰が採用担当か」
◎「集める」ではなく、「集まる」
◎「採用してみないとわからない」のウソ
◎採用パイプライン
◎採用の4Pマーケティング戦略
◎いい人財が集まる採用基準の設定法、選定法
◎自社に合った採用方法の見つけ方
◎効果的なスカウトメールの書き方
◎求職者に興味を持たせる技術
◎見極め、惹きつける面接術
◎間違った採用をリカバリーする方法
……and more!