よろづやアンテナ

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Windows Server 2012のワークグループ環境でローカルユーザーが多いとRDPログインで固まる

あんまりない状況かもしれませんが、Windows Server 2012Windows8で、ワークグループ環境でローカルユーザーが多いとRDPログインで固まるという事象があるようです。


情報元はこちら。

大量のローカル ユーザーが存在する場合にログオン画面がハングする場合がある 


こちらでは、大量のローカル ユーザーが存在する場合にログオン画面がハングする場合があるという現象について説明されています。


対象 OS はこちら。まだまだ現役で使っている企業が多いサーバとクライアントOSです。

Windows Server 2012 および 2012 R2
Windows 8 および 8.1


お客様によっては、ドメインに参加していないワーク グループ環境でファイル サーバーなどを利用し、サーバー上に大量のローカル ユーザーを作りサービスを提供している場合があります。この場合、ユーザーがそのワーク グループのサーバーにアクセスすると、ユーザー ID とパスワードが求められ、認証後にサービスが利用可能となります。もしくは、アクセスしてきたユーザーとサーバー上のローカル ユーザー アカウントが同じユーザー ID およびパスワードを保持している場合は、パススルー認証により認証ダイアログなくアクセス可能です。


運用上の理由により、このようにワーク グループ環境に大量のローカル ユーザーを作成している場合、そのサーバーに管理者がローカルログオンしようとすると、ログオン画面がハングアップすることがあるそうです。


具体的には、数百を超えるローカル ユーザー アカウントが存在する状態で現象が報告されているとのことで、サーバー管理者がリモート デスクトップ接続した後、直接マシンにローカル ログオンしようとした際に事象が起こりやすいそうです。数百を超えるローカル ユーザー アカウントって中々ないかもしれませんね。中小企業で、ドメイン管理してなくて、ユーザー消さずに追加、追加していると起こるかもしれません。


以下のいずれかの対応を実施することが対処法とのことです。

当該サーバーをドメイン参加させる (以下の対処と同じようにログオン画面の表示方法が変化し事象が解消されます。)
[対話型ログオン : 最後のユーザー名を表示しない] ポリシーを構成する


同様の環境だったり、大量のユーザーをロカールで使っている場合は、注意してください。