vSphereWebClientがFlashを使うのでセキュリティ的にもよくないと言われていたり、画面が重いということで、vCenterサーバ6.5から使えるHTML5ですが、操作性は悪くないのですが、機能面でまだまだ不足していて実運用にならないと思っていましたが、ESXi6.7でvSphere Client(HTML5)は新機能追加でvSphereWebClientに置き換わりそうです。
情報元はVMwareのリリースノート。
リリースノート
https://docs.vmware.com/jp/VMware-vSphere/6.7/rn/vsphere-esxi-vcenter-server-67-release-notes.html
vSphere 6.7 では、vSphere Client (HTML5) に多くの新機能が追加されており、vSphere Web Client (Flex) のすべての機能を備えた、ほぼ完全に機能するクライアントとなっています。このバージョンでは、vSAN および vSphere Update Manager (VUM) の初期サポートなど、vCenter Server の操作を管理するために必要な機能のほとんどを使用できます。サポート対象外の機能については、最新の「vSphere Client の機能の更新」を参照してください。
いわゆるvSphere ClientはHTML5でも同様の呼び名をするみたいですね。
vSphere Clientの機能更新
https://docs.vmware.com/en/VMware-vSphere/6.5/rn/vsphere-client-65-html5-functionality-support.html
●vSphere Clientのソフトウェア要件
vSphere Clientのサポートされているオペレーティングシステムと最小ブラウザバージョンです。
オペレーティング·システム
ブラウザ
Microsoft Internet Explorerバージョン11.0.96以降。Microsoft Edgeバージョン38以降。Google Chromeのバージョン50以降。Mozilla Firefoxバージョン45以降。
マックOS Google Chromeのバージョン50以降。Mozilla Firefoxバージョン45以降。
ただ、vSphere Client 6.7またはvSphere Client 6.5 Update 2で現在サポートされていないvSphere Web Clientワークフロー機能があるので、念のためチェックしておいたほうがよさそうですね。こちらで使えない場合は、両方を活用するでいい気がしますが。
そのうち、完全にWebClientは廃止されるので、使い慣れておいた方がいいでしょうね。