寿司5貫のシャリで角砂糖24個分、72.0gで一食分で食べ過ぎに

娘が回転すしが大好きなので、毎週のように回転すしにいくのですが、以前、シャリだけ残してネタを食べている人がいて、びっくりしたことがあります。

ネタの味でも調査をしているのかな～とその時は思いましたが、今はシャリだけ残す人が増加しているそうです。

その理由とは、、、以下は元記事です。

投稿写真で話題に「シャリ食べ残し」のナゼ

記事では、最近、回転すし店などで、魚などのネタだけを食べ、ご飯のシャリ部分を残した写真が投稿され、ネットで話題になっているとのこと。

なぜ、食べ残されてしまうのか。その理由と対策を取材したというものです。

　「シャリ　食べ残し」の話題はネット上で大きく反応、６月１７日だけで５３５件のツイートを記録した。ネット上には「私も残すなあ…」「食べ物を粗末にするのはなぁ」「作ってくれたすし店に失礼」といった反応が見られた。

■シャリの大きさ、変更可能

　回転すしチェーンの「すし銚子丸」では、一部の店舗でシャリの大きさを変えた注文を受け付けている。シャリ小さめのすしは、普通サイズと比べてコメの量を約半分にしていて、コメの量を減らして糖質の摂取を控えたい女性客などから、頻繁に注文を受けるという。

コメの量を減らして糖質の摂取を控えたい女性客などから、頻繁に注文を受けるとある通り、寿司はお米の食べる量が増えてしまうので、それを食べたくない女性が増えているという話です。

　さらに、すし銚子丸では“シャリなし”も注文ができ、“シャリなし”から“大きめ”まで、全て同じ価格で提供している。シャリの量を変えることで、「食べ残し」を減らすことができているという。

ここある通り、寿司を注文する際に、シャリなしが選べるようになれば、無駄にシャリが残ることがなくなるし、企業側もメリットがあるのではないでしょうか。

「食品ロス」を減らせ！「３０・１０運動」

　「食べ残し」の問題は、すしだけに限らない。食べられるのに捨てられる食べ物「食品ロス」は、国内で年間６２１万トンに上る。このうち、外食における「食品ロス」は１２０万トンで、全体の約５分の１の量に相当する。

　こうした中、「食品ロス」をなくそうと取り組む自治体がある。長野県松本市では「残さず食べよう！３０・１０運動」に取り組んでいる。

　「３０・１０運動」とは、宴会の開始３０分間と終了前の１０分間は、自分の席で食事をしようというもので、松本市が「食べ残しなし」を目指し、市民に呼びかけている。食べ残しが多かったという市内の飲食店でも、ポスターなどで呼びかけていて、全体的な食べ残しは減っているという。

びっくりするのが、外食における「食品ロス」は１２０万トンで、全体の約５分の１の量に相当するそうです。かなりの食べ残しがあるのにびっくりですね。日本は飽食すぎるのでしょうか。

　「食べ残しをなくす」取り組みは、他にも青森県八戸市や京都市など全国の自治体で広がりつつあるという。

■対応が難しい店も

　シャリの量を変える対応は、全ての回転すし店でできるわけではない。中には。回ってくるすしを取るか、タッチパネルでの注文になるので“シャリなし”などの要望を聞けないところがある。

　また、機械でシャリを作っているため、シャリの大きさを変えるという対応が難しいところもある。

このシャリなしについては、上記の理由にある通り、簡単ではないようです。

あるすし店は「すし職人はシャリとのバランスを考えてネタの大きさなど変えているため、ネタとシャリと口に頬張って、その調和を楽しんでほしい」と話していた。

　ネタをシャリから剥がすという行為は、握り手としては、あまり気分が良いものではなく、推奨する食べ方でもないという。

一方、シャリなしメニューを増やすことで、調理側のコストも下がるのではないかと思うんですけどね。私もお酒を飲むときは、シャリがないつまみ的なメニューを食べることが多いです。

以前、二郎系ラーメンの店舗で食べれないにマシマシにして、店主がツイッターで苦言を発言して話題になりましたが、日本人は食べ物があふれている為、残さないで食べるという意識が弱いのかもしれません。

そして、これに関連した記事を発見したんですが、寿司のシャリって意外と糖質が多いそうでびっくりしました。

ヘルシーという言葉の誤解！？カロリー制限しているつもりが糖質をたっぷりとっていませんか？

機械で作っている場合に対応が出来ないと記事は指摘していますが、お寿司の糖質量を計算すると、ヘルシーと言われる日本食ではありますが、結構な量になることを知っているかたはどのくらいいるでしょう？

Tarzan(ターザン) 2017年 3月23日号[気になる糖との賢いつきあい方] とライザップのページに掲載されている数字を参考にさせてもらうと

寿司5貫で角砂糖24個分、72.0gにもなる糖質量

それに対し、

1日に必要とするエネルギー摂取量：女性1750kcal

1日に必要となる糖質量：1060kcal（約251グラムの糖質摂取）

1日に必要とするエネルギー摂取量：男性2300kcal

1日に必要となる糖質量：1322kcal（約330グラムの糖質摂取）

つまり女性がバランスよく食事で摂取するのが望まれる糖質量を寿司5貫で超えるということです。

糖質制限を行うようなケースにおいては一食あたり40グラム程度に抑え、1日あたり130グラム程度に抑えたりしますので、より食品の選択は慎重に行う必要がありますとのこと。

たった5貫ってびっくりじゃないですか？

回転すしって結構、お皿を積んでいるシーンが懐かしいですが、10皿くらいは食べると、かなりオーバーしちゃうんですね。ということで、糖質はなるべくとらない工夫が必要になりそうです。