以前、どこかのネット記事でお風呂に長期間入らないとその下にきれいな皮膚が隠れているというものを見たことがあります。
お風呂に入っていないと当然、汚いのですが、その下にはきれいな皮膚がある。この内容を信じて風呂に入っていない、、、という人はさすがにいないと思いますが、私も昔、仕事で家に帰らず数日間風呂に入れなかったことがありました。
その際に、夏場だったので当然臭くて、耐えられませんでした。
では、実際に風呂に長期間入らない事は可能なのでしょうか。ここに4カ月風呂に入らなかった人の記事が日刊SPA!にありました。
友達も無く…「4か月風呂に入らない」生活を送る43歳自虐うつ男のリアル
些細なことをきっかけにして生活意欲を失い、自身の健康や衛生、人生に対して捨て鉢になってしまうセルフネグレクト。放置すると、ゴミ屋敷から孤独死まで向かってしまうという恐ろしい状態が今、30~40代を中心に広がっているという。
成人が通常の生活を維持するために必要な行為を行う意欲・能力を喪失し、自己の健康・安全を損なうこと。必要な食事をとらず、医療を拒否し、不衛生な環境で生活を続け、家族や周囲から孤立し、孤独死に至る場合がある。防止するためには、地域社会による見守りなどの取り組みが必要とされる。自己放任。
こんな状態になるなんて、もう、人間失格ですかね。周囲のヘルプがないとまともに生活ができないなんて、ひどすぎる。
さて、こういった人は実際に日本にいるようで、その記事が書かれています。
銀行員の父親のもと真面目な家庭で育ち、高校は地元の進学校を卒業。東京の大学に進み、彼女もできるなど普通の学生生活を送っていた。しかし、就職活動に失敗したあたりから人生が狂い始める。
「就職せずに職を転々としました。ペンションで住み込み従業員になってみたり、ラブホテルで働いてみたりしたんですが、どれも長続きせずに、次第に“働くことが怖い”と感じるようになって、お酒を大量に摂取するようになったんです」
人はちょっと踏み外すだけで人生がくるってしまう可能性があります。生きるために働くことが必要ですが、これが怖くなったら人生真っ暗になります。
30歳をすぎると、当時付き合っていた半同棲中だった彼女にも「出ていけ!」と言われ、「学級委員長だった俺が誘っても、友人は誰も一緒に飲んでくれない」(坂田さん)状況になり、友達もいなくなる中、孤立。気がつけば、引きこもり状態になっていた。
「ある日、お酒を飲んでいたらゲホッと吐血した。ああ、高杉晋作みたいだなあって一瞬かっこよく思えたのを覚えています。心配した家族に引きこもり矯正施設に入れられたこともありました。でも、費用が払えなくなって、1年半で根をあげて強制的に働かせられました」
ここまでくると、もう元に戻るのが大変になります。20代ならまだやり直しできる可能性がありますが、30歳を超えるとだんだんとリカバリが大変になってきます。
そして、本題。お風呂に長期間入らないとどうなるのか。普通の人は実践できませんが、ここに体験談が書かれています。
肌は赤黒くなり、毛根の脂はたまる一方。気がつけば、5ミリくらいの角が生えていたという。
風呂に入らないで体をずっと洗わないとどのようになるのでしょうか?病気などになってしまう場合もありますか?お願いします、教えてください。
ここに回答があります。
垢がこびりついて全身の皮膚が黒ずみます。日焼けした肌とは全く違う黒さです。髪はすすけたようにバサバサになるか、長髪ならべっとりとした感じになります。もちろん体臭もすごいです。不衛生きわまりないので、せめてシャワーか濡れタオルで体を拭くくらいはした方が良いでしょう。
そういえば、思い出すことがあります。それはホームレスのおじさんたちです。確かに皮膚が浅黒くて足がすごいことになっているのを何度か見たことがあります。
水で流すくらいはしたほうがよさそうですよね。後、二の腕のぶつぶつも、体をこすらないとできやすくなるというのを見たことがあります。
皮膚を傷つけるなとはいいますが、湯につかるくらいはしたほうがよさそうですね。ということで、お風呂に長期間入らないというのは不衛生だし、絶対にやめましょう!
なる必要はないですね。