子供のころに楽しみだったことの一つが、お祭りだと思います。私も小学生、中学生時代はお祭りによく行きました。小さい頃は、とにかく屋台のやきそば、イカ焼き、そして、くじ引きとか色々とあり、楽しかった記憶があります。
そのくじ引きですが、本当にあたりがあるのか?
と思う事がありませんか。以前、近所のゲーム屋さんに高額のガチャがあり、そこでも当たればゲーム本体とか当たるんですが、そこはホワイトなのか当選した人の写真などが掲載されていて、真実味がありましたが、、、祭りの屋台はどうなんでしょうか。
その屋台の当たりがない説を見事に証明した動画が話題になっていて、テレビで何度も放送されています。元ネタはこちら。
15万円買っても当たりなし 祭りのクジ屋の闇を暴露する動画に反響
記事によると、祭りの屋台で販売されているクジを約15万円分買っても当たりが出なかったという動画が話題になっているそうです。
YouTuberのヒカル氏は、祭りのクジ屋に当たりがあるかを検証するため、クジの買い占めに挑戦。訪れたクジ屋の料金は1回300円、引いた数字が1~30までがD賞(残念賞)、31~60までがC賞(カゴ賞)、61~80までがB賞(ゲームソフト、ラジコン、エアガンなど)、81~99までがA賞(好きな商品)、100が特賞(WA賞)。81以上で選べる景品には「Nintendo Switch」や「Playstation VR」など高額商品が用意されている。
youtuberの努力ってすごいですよね。なんと外れるのをわかっていて15万円も投資するなんて。。。
しかし、10回分や30回分を複数回購入しても、この店のクジからはB賞以上が出ない。特賞が本当に入っているのか聞くと、店番の青年は「このクジの中にあるのかはわからない」「まだ裏にあるんで」と回答、店裏から300枚以上のクジを出してきた。ヒカル氏はそのクジも全部買うと言い、どんどんクジを開いていくが一向に高い数字が出ない。
ちなみに、こちらが動画です。
■当たりはなかった?祭りくじで悪事を働く一部始終をban覚悟で完全公開します
この動画がきっかけで僕がどうにかなってもいいと思っています。この動画をこの100万人のチャンネルで出すことに意味があるからです。仮に消されたとしても皆さんの記憶に残るならそれで本望なので。
そして、記事にもありますが、結果的に怖いおじさんが登場してきたというなんと情けない結果。つまり、これは詐欺でしたということになります。
途中で屋台の関係者とみられる人物が「お前らしょうもないやり方すな!」「おちょくった様なことすんなや!」と怒鳴り込んでくるなど現場は騒然。後から出てきた店主は、15万円使っても特賞が出ないことについて、「(当たりが)もう出とるかもわからんやんか?」「ワシら少なくなったら足していくだけや!」「そういうこともあるやろ!」と説明した。
くじがなくなったらドンドンとはずれのくじを足すのです。当たりがどれくらいあるのか知りませんが、とにかくはずれを足していきます。
ちなみに、この方は500枚、15万円のくじを購入したそうです。それでもゲーム機は当たらず。そして、くじは山ほどあります。ほぼ外れくじでしょうけれど。
そして、こちらの動画のコメントもいろいろです。
少ないお小遣い握り締めて、「もしこのゲームが手に入ったらどうしよう!」なんて期待に胸膨らませて、ワクワクしながらくじを引く子どもたちのことを考えると、こんな汚い方法で金を子どもたちから巻き上げる大人たちに、とてつもない怒りの感情が湧いてくる。。。
汚い考えの大人によって、子供の夢は崩される。。。
金の無駄遣いのしすぎで嫌いだったけど、なんかこの動画で大好きになったわ
お祭りはお金の無駄遣い。最近は、イカ焼きごときが700円します。。。イカだけで飯食えるわ!ぐはっつ。。。
これ警察に行ってほしい!僕達が言ってもそこまでお金を使っていないし、対応出来ない。などといわれるがヒカルさんは、10数万円使っているわけだから、十分証拠はあるので警察も動いてくれるはずです!ほかの動画では、一万円をつかって、当たりがなく、警察に相談し、翌日警察がくじを確認し、テキ屋の人を逮捕出来ました。だから、代表して、警察に申し出てほしいです!お願いします
確かにこの時点で証拠になるかもしれませんね。少なくとも、当たりがなかったら詐欺罪にあたるらしく10万円以下の罰金とのことですが、うーん、罪が弱い。
小さい子供をだますビジネスはマジで最低です。
くじ引き屋台潰しサイコー!笑見ててスカッとするわ!!金儲けるためってのは分かるけど、当たり入ってないなら店出すなや笑小さい子騙して金取って嬉しいのかな笑
親の気持ちになり、この動画は教育の為に見せましょう。もっと有意義なお金の使い方があるのですから。
お祭りに行く度、当たりくじをしたがるが小学生の息子達に、この動画を見させて現実を分からせました。子供は『当たりが入ってないの?』と愕然としながら動画を見ていました。もし本当に大当たりがあるのであれば、大当たりが出る度にチェキかなんかで撮った写真を飾って欲しいですね。
しっかりと当たりを用意しているお店もあるようです。ただ、これは昔の話で今は違うのかもしれないですね。
自分が小学生の時に、地元(大阪)の祭りでこのくじと同じ、1〜50番のくじ引きがありましたが、2回で1番(特賞)を引いて大きいエアーガンを貰ったいい思い出があります。
そこでこの動画を見て思った事が、ゲームやカードが並べてあるくじ引きはほとんどが「初めから当たりなんてなかったのか…」
ここで言いたいのは、祭りのくじ引きにも良店はあるので、くじ引きを見ても詐欺してるとか思わないでほしいということです。
一つ一つの店を見極めるのも重要だと思います。
逆に思ったのは、詐欺返しで1番のくじを細工してマジシャン的にすり替えたら面白い動画が取れたかもしれないですね。
「ここで1番が出るわけないんじゃ~!お前細工しただろ!」と怖いおじさんが出てくるかもしれません。
そして、法律的な話になると、屋台の景品付きくじは取引価格の20倍まで!つまり、300円なら6千円でゲーム機は当たらないそうです。
私は法律家ではないので、専門サイトを参考に。
人気ゲーム機の「景品くじ」、露店で大量購入も当たらず…法的にどんな問題がある?
「仮に、『当たりくじ』が存在しないため、景品を渡すような事態が起こりえないことを知りながら、店先に景品を展示し、さも『当たりくじ』が出ればその表示にしたがって、景品を進呈するかのように装い、くじ(空くじ・ハズレ)を販売していた場合、刑法上、詐欺罪(刑法246条1項)にあたります。法定刑は『10年以下の懲役』です。
こうした商売は、祭りを仕切る『反社会的勢力』との関係も指摘されています。露店のくじの販売が、団体の活動として、組織的におこなわれた詐欺に該当する場合というのは、にわかには想定しがたいのですが、この場合、組織犯罪処罰法の組織的詐欺に格上げされます。法定刑は、『1年以上の有期懲役』と重くなります」
こういった罪を犯していても、大した刑にならないのが実情です。つまり、買う側が損をしないことを考えておく必要があります。
ちなみに、記事には「景品表示法上、くじの景品は、取引価格の20倍までと定められております。したがって、300円のくじの景品は、6000円までが上限」とありましたが、解釈が間違っていたので削除したとあります。
どの部分が誤りだったのかわかりませんが、「消費者庁」のサイトで景品の金額について書かれています。
景品規制の概要(消費者庁)
一般懸賞商品・サービスの利用者に対し、くじ等の偶然性、特定行為の優劣等によって景品類を提供することを「懸賞」といい、共同懸賞以外のものは、「一般懸賞」と呼ばれています。
2 懸賞により提供する景品類の最高額は、懸賞に係る取引の価額の二十倍の金額(当該金額が十万円を超える場合にあっては、十万円)を超えてはならない。3 懸賞により提供する景品類の総額は、当該懸賞に係る取引の予定総額の百分の二を超えてはならない。
と定義してあり、20倍は間違いなさそうです。つまり、300円くじなら最高でも6000円の商品になるので、ゲームソフトが限界になります。
ということで、正しく売りたいなら、3万円なら1500円のくじになってしまいます。まぁありえないですね。
ということで、、、屋台でお金を使いまくるのはもったないので、止めましょうね~。