うつ病って本当に怖い病気だと思います。あるブラック会社に勤めてしまい、そこでよく上司と喧嘩みたいになって、いつも仕事中に意味不明な怒りを受けていて、それをイライラ思い出しながら仕事をしていたら、仕事のミスにつながり、結果、心の病になりました。
私も軽いうつ病と診断された事がありますが、完治するまで約2年くらいかかりました。
そして、その病気とともに併発したのが、円形脱毛症、他者視線恐怖症です。
ちなみに、この辺りが併発してくると、負のループに入ってきます。
というのも、うつ病になると、普段からいろんな事を悩むようになります。にも関わらず、円形脱毛症など発生すれば、それも悩みの種になります。
そうなると、周りの目が気になるようになります。
結果、私の場合は、他者視線恐怖症に陥ってしまいました。
そうなると、周りの目が気になり、対面で仕事をしている人に常に見られている気になります。
また、目が合うのが怖くなり、他人の視線に恐怖を感じるようになります。
そして、目を合さないようにしていると、目が合いそうになっただけで汗をかくようになります。
また、その多汗症が気になり、さらに悩むようになる。電車でも周りの目が気になります。勝手に見られていると思ってしまいます。
もう生き地獄です。
そうなると、生きていくだけで辛いという状態になります。一番酷い時は、電車で対面に人がいるだけで、汗をかくようになります。
そうなると、場合によっては人生詰んだように感じる事もあります。
少なくとも、メンタルがある程度のレベルまで落ちてしまったら、もうそこから這い上がる事が目的になり、人生を楽しむことができなくなります。
精神系の病気は、様々な病気を併発します。その為、本格的にひどくなる前に、なんらかの対処をする必要があります。
ちなみに、こういった病気は蔓延する可能性があります。私も周りが気になってびくびくしていたのですが、それがまわりに影響していると考えると、それ自体が恐怖を感じるようになります。
人生は一度階段から踏み外すと、とんでもない方向に向かう事があります。
今の仕事やプライベートに悩んでいる方は、慢性的な問題であれば、解決しない限り、精神的な影響は常に与え続けてしまいます。
精神から体に異変が出てくることもありますので、これはまずいと思ったらすぐに対処するようにしましょう。
人の目を見て話すことが苦手!
視野に入った人のことを異常に気になってしまう!
自分の視線が人に不快感を与えている!
視線恐怖である自分に罪悪感を持ってしまう!
神経過敏が暴走し続けている!
こんな症状の方、いませんか?
◆この本について
人の目が怖い、人の目が気になる、そして自分の視線が人に不快感を与えている…こんな生きづらさを体験している方向けの本です。
筆者(渡辺)が学生時代から苦しみ抜き、やっとのことで克服できた体験談と克服に必要だったことを書いています。
正視恐怖症、自己視線恐怖症の人のみならず、対人恐怖や社会不安障害で苦しむ方が少しでも症状が和らぐことを願っています。