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Windows Serverでトラフィック量を測定したい場合に便利なツール「TCP Monitor Plus」の使い方

ネットワーク構築時にネットワークのスループットを測定する場合は、フリーではnetmi、iperf、3CDeamonなどをツールを使う事が多いと思います。


そして、運用中であれば、ネットワーク機器からSNMPなどで情報を得る事ができますが、中小企業などでは、ネットワーク機器がSNMPに対応していない場合があります。


その場合に便利なフリーツールの一つがTCP Monitor Plusです。 

>>TCP Monitor Plus(vector)


【概要】

TCP Monitor Plus は、Windows用のTCP/IPネットワークモニターです。  LANやインターネットのトラフィック量表示やIP監視、セッション状態のモニタリングが可能です。  また、NSLOOKUP、NETSTATWHOIS、通信ログファイル出力などの機能もあります。 タスクトレイに常駐することも出来るので邪魔になりません。



また、 インストール不要なので、運用中のサーバでも簡単に利用できます。ここでは簡単な使い方のみ紹介しますので、詳細は本家サイトを参照してください。

>>トラフィックモニターの詳細説明
 

TCP Monitor Plusの使い方】
 
①まずは、以下のURLからソフトのダウンロードします。

>>TCP Monitor Plus(vector)

②ダウンロードしたファイルの解凍後、「tcpmon.exe」を起動します。

f:id:merrywhite:20210127072438j:plain


③起動すると以下のような画面が表示されます。

f:id:merrywhite:20210127072453j:plain


④表示が「KB/s」になっているので、よく使う「Mbps」に変更します。メニューの「オプション設定」をクリック。

f:id:merrywhite:20210127072510j:plain


⑤「KB/s」⇒「Mbps」に変更します。

f:id:merrywhite:20210127072526j:plain


⑥送受信MAX、送受信平均、詳細情報などを変更すればOKです。

f:id:merrywhite:20210127072543j:plain

 


⑦変更後は、各表示が「Mbps」で表示されます。
 

f:id:merrywhite:20210127072600j:plain

 


※試しにGoogle mapを表示してみました。すると、受信MAXが約7Mbpsにあがりましたね。

f:id:merrywhite:20210127072624j:plain


続いてログ出力です。上記まではリアルタイムで表示される帯域を確認する事ができます。しかし、多くの場合は、ある一定期間の帯域の状態を測定したいのではないかと思います。


その場合は、ログ出力機能があります。


⑧ ④の手順後、「ログファイル出力」タブをクリックします。続いて、「トラフィックログを出力する」にチェックを入れ、「OK」をクリックします。※デフォルトでは、60秒毎にログを出力します。

f:id:merrywhite:20210127072640j:plain

 
 
⑨ログの出力先は、デフォルトでは回答したフォルダ内になっています。以下の形式のログを開きます。
tcpmon_traffic<yyyydd>.log

f:id:merrywhite:20210127072706j:plain


以下はログファイルの表示結果です。

----- トラフィックログ取得日時 2014/06/07 09:04:53 -----
キャプチャ時間       0時間 05分 40秒
総送信量        729.126 KB
総受信量          5.833 MB
総送信量累計    729.126 KB
総受信量累計      5.833 MB
平均送信速度      0.017 Mbps
平均受信速度      0.137 Mbps
瞬間送信速度      0.000 Mbps
瞬間受信速度      0.000 Mbps
最大送信速度      0.061 Mbps
大受信速度      0.193 Mbps
 
----- トラフィックログ取得日時 2014/06/07 09:05:53 -----
キャプチャ時間       0時間 06分 40秒
総送信量        771.712 KB
総受信量          5.970 MB
総送信量累計    771.712 KB
総受信量累計      5.970 MB
平均送信速度      0.015 Mbps
平均受信速度      0.119 Mbps
瞬間送信速度      0.002 Mbps
瞬間受信速度      0.005 Mbps
最大送信速度      0.023 Mbps
大受信速度      0.087 Mbps



ちなみに、ログサイズは1時間で30kbyte程度なので、よっぽどディスクの空きが枯渇してなければ、ある程度の期間の測定はできると思います。


実際に確認ポイントとしては、平均送信速度、平均受信速度、最大送信速度、最大受信速度などになるかと思いますが、ログの出力は60秒に一回なので、出力サンプルは多ければ多いほどいいので、ある程度の期間、ログ出力しておくことが望ましいです。


また、ログはエクセルの機能や、テキストエディタなどでgrepをかければソートできるので、まとめておくといいですね。