ESXiのバージョンが上がると、操作可能な仮想マシンのバージョンも上がります。
そして、VMwareで仮想化環境を構築、運用しているとこの仮想マシンバージョンは意識する必要がある場合があります。
例えば、別環境で作成した、仮想マシンをインポートする場合などは、移行先で仮想マシンバージョンが対応しているかどうかを確認する必要があります。
詳細は、以下のKBに情報が記載されています。
>>ESXi/ESX ホストおよび互換性のある仮想マシンのハードウェア バージョンのリスト (2020181)
ちなみに、ESXi6.0の仮想マシンバージョンは11になっています。
また、ESXi6.0は構築した事がないのですが、以下の文言を見ると、ESXi6.0では、vSphere Clientで仮想マシン9以上を作成できそうですね。
VMware vCenter Server 5.1 および 5.5 では、仮想マシンをハードウェア バージョン 9 と 10 で作成できるのは、vSphere Web Client からのみです。 ただし、vSphere Client を使用してハードウェア バージョンをアップグレードすることはできます。
そして、ESXiのプラットフォームが変わると、VMware Toolsと仮想マシンバージョンを揃える場合は、仮想マシンの停止が必要なので注意が必要です。
ちなみに、知らなかったのですが、仮想マシンバージョンを下げる事が可能なようです。
>>仮想マシン ハードウェア バージョンをダウングレードする (2077138)
どういった場合に利用するかというと、
・新しいバージョンの ESX/ESXi で作成された仮想マシンを古いバージョンに移行したり、パワーオンしたりできない。
運用中のものをアップグレードする場合は、事前にスナップショットをとってしばらく運用してみるでもいいと思います。
ただし、スナップショットは長期的に保持するものではないので、ある程度の期間で削除しましょう。仮想マシンの動作が重くなる事があります。
運用中のものをアップグレードする場合は、事前にスナップショットをとってしばらく運用してみるでもいいと思います。
ただし、スナップショットは長期的に保持するものではないので、ある程度の期間で削除しましょう。仮想マシンの動作が重くなる事があります。