Google ChromeでvSphere Web Clientに接続すると仮想マシンコンソールが起動できない事象が発生する場合があります。
これは、vCenter5.Xの環境で発生する事があるのですが、これは既知の事象になります。
この問題に関するVMwareの公開情報は以下になります。
>>vSphere 5.x 環境で、スタンドアロンの VMware Remote Console (VMRC) をダウンロードしてインストールする方法 (2092065)
このたび Google Chrome において Netscape Plug-in API (NPAPI) のサポートが非推奨となったため、Chrome ブラウザを最新バージョンにアップデートすると、vSphere Client 統合プラグインで提供している仮想マシンコンソールが機能しなくなる可能性があります。
これは、最新のGoogle ChromeでNPAPIが入っていない為に発生する問題になります。
この問題を解決するには、VMRCをインストールして利用します。
NPAPI が非推奨となったことに伴い、VMware は VMware Remote Console (VMRC) を vCenter Server 5.5 Update 2b 以降のバージョンに同梱されている VMware vSphere Web Client と合わせて使用することのできる Windows のスタンドアロンアプリケーションとしてリリースします。
VMRCは以下のリンクからダウンロードすることができます。
>>Download VMware Remote Console 8.0.0
ちなみに、VMRC自体にも動作的に問題が発生する場合があります。また、IEでもローカルイメージがマウントできないという事象が発生します。
IEの場合はエンタープライズモードを有効にして、vCenterに接続するときにだけIE8との互換モードで動作するようになり、正常にローカルイメージをマウントする事ができるようになります。