よろづやアンテナ

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月曜日仕事に行きたくない。。。本気で悩みだしたら要注意

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最近ニュースで話題に上がっている、宮城県大衡村跡部昌洋村長のセクハラ、パワハラ問題。


役場に勤める50代の女性が、村長から執拗に性行為を求められたのはパワハラだとして1000万円の損害を求める訴えを仙台地裁に起こした件です。


嫌がらせメールは1300通にも上り、女性はうつ病を発症して治療中とのこと。


このように立場を利用したパワハラ、セクハラって最低行為だと思います。


大手企業では、こういったパワハラ、セクハラ問題って、世間で公になると企業の信頼を失う事になりますから、普段から社員にパワハラ、セクハラなどのハラスメントについて教育する事が多くなり、昔の企業体質と違い、ハラスメントは減ってきたのではと思います。


役所などは、実際に働いた事がないので分かりませんが、こういった事実が起きうるんですかね?


ただ、企業や組織においても、まだまだブラックと言われるような鬱の温床のような所は残っていると思います。


実際、以前の派遣会社でも、会社が鬱の病人を生み出す現場と分かっていながらも、売り上げをあげる為に、仕方なく新人をそこに投入するといった現実がありました。


その為、ベテランでも残留が厳しい現場に、次々と新人が投入され、精神的に病んだ人間は現場を去る。最悪の場合、精神的に病んでしまって、うつ病を患ったり、会社自体を辞める事もありました。


売り上げの為に、社員の思いを無視して現場に投入するのは、先輩社員として見ていて、すごく残念な気持ちになりました。


こうして、IT業界に夢を持って入ってきた人が、また一人、また一人と病んで抜けて行ってしまうのでしょう。


また、以前の記事でも書きましたが、ある現場に、目を輝かせた女性が入ってきました。その人は構築から設計がやれると聞いてモチベーションが上がっていました。しかし、実態は全くの嘘で、業務は運用でした。


しかも、そこの仕事環境は最悪で、私の中でも過去トップ5に入る場所なんですが、私は既に抜ける事が決まっていたので、その人に引き継ぎをし、会社を転職しました。


その後、その人を含めた仲良かったメンバーで飲み会をしたのですが、話を聞くと精神的に限界で地元に帰省するとの事。わずか半年で、あれだけ目を輝かせた人が、精神が疲れ切ってしまい、会社を辞めるまで追い込まれたのです。


もちろん、その中でも残る強者がいますが、彼らもずっと働きつづけれるのかは分かりません。次に、どんな現場に振られるのか分からないのです。


会社は部下の一人一人の細かい部分を把握する事はまずないですから、適材適所で仕事をさせてもらえる事は少ないと思います。


ましてや、技術力のない新人の時は、まずは仕事を憶えろと言われ、厳しい現場に放り込まれる事がよくあります。

 



仕事が辛すぎて土日も仕事の事で悩んでいたら要注意


もし、仕事があまりに辛くて、土日に体を動かす事もできなくなっているのなら要注意です。


私は社員をこういった状況にしてしまう企業や組織はもっと、部下の事を考えた方がいいと思います。本来、アフターファイブや土日などの休みは、自分のプライベートを充実させる為に必要な時間です。


しかし、精神的に、肉体的に病んでしまうと土日も月曜日の事を考えてしまい、ゆっくり休めない場合があるのです。


私も実際に経験しているのですが、常にストレスを感じた状態になると、段々と症状が体に現れるようになります。


例えば、ため息が自然と出てくるとか、独り言が多くなるとか。私も仕事があまりに辛くて、日曜日の夕方になると、出勤日が近づいてくるので、すごく憂鬱になった事があります。そして、月曜日の朝はそれが頂点になり、布団から中々出られなかったりします。


この状態が続く場合、最悪はうつ病になる可能性もありますし、その他の精神病になる可能性すらあります。


そうなってはせっかくの休みも意味がありませんし、何の為に生きているのか分からなくなります。



自分がブルマンデー症候群じゃないかと思える人は、きちんと病院と会社に相談した方がいいと思います。

本当の限界が来る前に行動しましょう

一番よくないのは、本当に限界が来てから会社に相談する事です。


これは会社の為にも、自分自身の為にもよくありません。まず、自分の事を考えた場合、あまりに症状がひどい場合は、休職をする事になります。その間は、給料は下がる事になりますし、治療に時間がかかる場合もあります。


その間は、経験も積めないですし、まさに負の時間です。しかも最悪のケースでは、完治しないまま、仕方なしに現場に戻る事さえあるかもしれません。


そして、会社も同様に、急きょメンバー変更や、現場から抜けさせる事は顧客との関係にとって、あまりいい事であるとは言えません。


その為、日本人は我慢する事がよしとする文化がありますが、そうではなく、きちんとアラートを投げる事が重要です。


どんな事でもそうですが、問題が小さい時に発見できれば、解決までの時間や被害も最小限で済む場合がありますが、問題が大きくなると時間がかかったり、被害も大きくなる可能性があるので、やはり発見はやはい方がいいのです。


また、会社に相談してもすぐに対処してくれそうにない場合や、自分の悩みを正しく聞き入れてくれない場合は、自ら行動するしかありません。



まず大事なのは、自分自身の健康です。


体や精神を壊してまで仕事を続ける必要はないのです。その為、自分自身で自己診断をする癖を持っておくといいかもしれません。


世の中にはいろんな仕事があります。無理して仕事を続けるのも経験ですが、限界が来るまで頑張る必要はないので、「もう無理だ・・・」となる前に行動に移しましょう。

 

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