よろづやアンテナ

ITから生活の参考になる情報を備忘録代わりに残していきます

地方Uターン転職者は賃金が下がった場合”就業促進定着手当”が受けられる可能性があります

f:id:merrywhite:20200822151417j:plain


地方にUターン転職する場合、多くの場合は賃金が下がる事になると思います。


私も東京で働いていた時と比較すると、基本給は半額近くになってしまいました。


生活が厳しい一方だと思うかもしれませんが、期間限定になりますが、国がサポートしてくれます。


この辺りは、日本は弱者に優しい国だなぁと思います。


そのサポートとは、”就業促進定着手当”です。


詳細は、以下を見てもらいたいのですが、、、

>>再就職後の賃金が、離職前の賃金より低い場合には 「就業促進定着手当」が受けられます


要は、再就職して給与が下がったら、その下がった分を再就職後の6か月間、支給してくれるというものです。


ただし、上限があるので、差分の満額がでる訳ではありませんので、ご注意。


基本的な流れとしては、

①会社を退職
※基本は自己都合だと思います。

ハローワークに通う
※自己都合の場合、7日間の待機の後、3ヵ月の給付制限がかかります。

③再就職
※条件がありますが、再就職手当が支給されます。


そして、再就職が決まり、再就職手当を無事支給された後、以前の仕事よりも給与が下がっている場合は、”就業促進定着手当”の支給対象になります。


【支給対

平成26年4月1日以降の再就職で、次の要件をすべて満たしている方
① 再就職手当の支給を受けていること
② 再就職の日から、同じ事業主に6か月以上、雇用保険の被保険者として雇用されていること
(起業により再就職手当を受給した場合には、「就業促進定着手当」は受けられません)
③ 所定の算出方法による再就職後6か月間の賃金の1日分の額が、離職前の賃金日額を下回ること

※抜粋です。


特に、都心から地方にUターン転職した場合、給料が下がる場合が多いと思いますので、この”就業促進定着手当”が支給される事になります。


”就業促進定着手当”はハローワークから再就職後の約5か月後に、自宅に送付されてくるそうです。


ちなみに、支給額の式は以下になります。

【式】
離職前の賃金日額 - 再就職後6か月間の賃金の1日分の額 × 再就職後6か月間の賃金の
支払基礎となった日数



年齢などに条件があるので、上記のURLのPDFを確認してください。


紹介での転職や、同じ会社内での異動でない限り、給与が下がると思いますので、この制度は助かるのではないでしょうか。


新しい会社も、最初から高い給与を提示するわけにはいかない場合もあると思いますので、最初のロースタートはこういった制度を活用しながら、仕事で結果を出して、給与アップを狙うのがいいのではないでしょうか。


という事で、ハローワークは、自己都合でも通う価値は十分にありますので、退職して次がすぐに決まっていない方は、ハローワークに行きましょう!

転職活動を検討しているならマイナビエージェントがおすすめです。リクナビindeedなどの転職サイト経由だと再就職手当がもらえません。こういったエージェントサービスを経由するともらえますので、転職まで少し時間がかかりそうという方はご注意ください。

 

マイナビエージェントへのアクセスはこちらから↓