娘が昨年末の誕生日で3歳になりました。
それまでは、他の子と比較して、言葉を中々覚えないので、嫁が心配していました。
娘の発する言葉の数が2語までが多く、長い単語も言えませんでした。
例えば、「アンパンマン」は「アンパン」と言っていました。
「アンパンマンだよ」と教えても、「アンパン」「マン」と区切っていっていました。
また、嫁が娘が発達障害と疑っていた理由が、よく癇癪を起すことを挙げていました。また、同じものを好む傾向があり、自分の行動パターンを変えられる事を嫌います。
そういった言語の成長の遅れや、ネットで調べた発達障害の特徴から、娘がその可能性があると不安がっていました。
>>厚生労働省 発達障害
発達障害は、生まれつき脳の発達が通常と違っているために、幼児のうちから症状が現れ、通常の育児ではうまくいかないことがあります。成長するにつれ、自分自身のもつ不得手な部分に気づき、生きにくさを感じることがあるかもしれません。ですが、発達障害はその特性を本人や家族・周囲の人がよく理解し、その人にあったやり方で日常的な暮らしや学校や職場での過ごし方を工夫することが出来れば、持っている本来の力がしっかり生かされるようになります。
また、保育園でも集団行動が苦手で、一人でどこかに遊びに行ったり、先生の言う事を聞かずに、列から外れたりして、「このままだと危険なので一緒に外で遊びに行ったりできませんよ」と言われたそうです。
私の同僚で、同じく発達障害の可能性があるという事で、実際に相談している人がいたので、色々と相談しました。
ただ、今はすぐに発達障害と判断しないようで、少なくとも3歳までは様子を見ましょうという場合が多いそうです。
実際、娘は3歳になってから、急に成長をし始め、言葉も3語話せるようになったり、歌も言葉になっていないところもありますが、それらしい歌を歌えるようになりました。
この経験から思う事ですが、子供の成長は人それぞれですし、他の子供と比較してしまうとどうしても、成長が遅れていると「発達障害ではないか?」と考えてしまうと思います。
親として心配するのは当然なので、大事な子供が元気に育って欲しいと考えるのは当然ですよね。ただ、あまりに過敏になり過ぎると、自分自身も参ってしまい、子育てノイローゼになるとも感じます。
ある人が「子供は勝手に育つ」と言っていましたが、個人的には、ある程度は楽観的に見てあげる事も必要だと思います。
少なくとも、自分の親は子供にかなり放任主義だったので、9歳離れた姉にすべて負担がいったそうですが。。。
今でも姉には頭が上がりません。
![]() 発達障害の子どもを伸ばす魔法の言葉かけ [ shizu ] |